海外ドラマ/海外ドラマ関連情報

TIME誌「世界で最も影響力のある100人」I(2ページ目)

タイム誌2007年度「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたTV界出身のスターそして関係者をご紹介いたします。

執筆者:堀川 樹里


ジョージ・クルーニー

ダルフール紛争解決への道を作る ジョージ・クルーニー

「英雄・先拓者(シンボル)」のカテゴリーで選ばれたジョージ・クルーニーは、『ER 緊急救命室』のダグ・ロス医師役で大ブレイクしたハリウッド・スター。

彼は、今なお続くダルフール紛争を世間に知ってもらおうと、昨年、TVジャーナリストである父ニック・クルーニーと共にダルフールに渡り『A Journey to Darfur』を製作。このドキュメンタリーは米アメリカン・ライフTVネットワークで放送され、大いに注目されました。その後、ワシントンで政治家に直接ダルフール紛争解決を訴えたりと、積極的に活動しています。

今回クルーニーの紹介・解説記事を執筆したのは、アフリカのシエラレオネ内戦時に少年兵として無理やり戦地に送り込まれた時の回想録「A Long Way Gone」がベストセラーとなったイシュマル・ビー(Ishmarl Beah)。彼は「戦争が人間にどれだけのダメージを与えるか、痛いほど知っている」としながらも「でも、そこから抜け出せる、立ち直れるチャンスは必ずあるもの」だとして、そのチャンスをクルーニーが与えているのだと評価しています。

また「クルーニーは知名度をフルに活用し、そして有名人であるがゆえ世間にその活動が知られ注目されるようになった」ものの、彼が発する言葉は驕り高きスターのものではなく「一人の人間としての言葉」であると説明。

クルーニーやニックのような人間が「我々は必要なのだと」と、彼の活動の重要さを訴えていました。

●Memo
ダルフール紛争とは、スダーン西部のダルフール地方で「アラブ人住民」対「非アラブ住民」との間に起きている民族紛争です。

国連の発表では、1956年の独立以来この紛争により200万人が死亡し、60万人もの難民が出ているものの、今なお紛争は続いています。

ダルフール紛争は、ジェノサイド(計画的大虐殺・種族大量虐殺)がポイントとなっており、中国共産党が石油を獲得するためにスダーン政権に武器を提供したことや、国連がスダーン政権に対する制裁を否決したことが、このジェノサイドを助長したと言われています。


次は、幹細胞の再生医療の重要性を訴え続ける マイケル・J・フォックスです次ページへ>>
今年もワシントンで行われたダルフール紛争解決デモに参加したジョージ・クルーニー
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます