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『JAG 犯罪捜査官 ネイビーファイル』(4ページ目)

12月22日に待望のDVDリリースとなる名作『JAG 犯罪捜査官 ネイビーファイル』を主演デビッド・ジェームズ・エリオットへのインタビューと共にご紹介!

執筆者:堀川 樹里

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『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』デビッド・ジェームズ・エリオットを詳しくご紹介


1960年9月21日生まれ、今年で46歳になるデビッド・ジェームズ・エリオットは、カナダのトロント出身。

高校時代、音楽に目覚めた彼は学校を中退して友人とバンドを組み活動を始めます。しかし、数年後自分はバンドマンには向いていないと悟り19歳復学。エリオットは「ミュージシャンと共に仕事をするということは本当に大変」だったと振り返ってコメントしてくれました。音楽は今でも趣味として続けているとのことです。

高校卒業後トロントの大学に進学し、その後ストラッドフォード・シェイクスピア・フェスティバルのオーディションを受けシアタースクールに入団。本格的に演劇を学ぶことになります。

ハリウッドで成功することを夢見てロサンゼルスに移り住んだエリオットは、デビッド・ジェームズ・エリオットという芸名で活動を始めます。他にデビッド・スミスという役者がいたので混乱を避けるため本名(デビッド・ウィリアム・スミス)ではなく芸名で活動することにしたのです。

ウイリアム・シャトナー主演のテレビドラマ『パトカー★アダム30』にちょい役で出演したり、映画『ポリスアカデミー3/全員再訓練!』(1986)など数多くの映画やドラマに出演したエリオットは、1988年テレビドラマ『Street Legal』でセミレギュラーの役を手に入れます。その後、大ヒットドラマ『メルローズ・プレイス』にゲスト出演し全米に顔が知られるようになりました。

そして、1995年に『JAG』のハーモン役を手に入れ大ブレイクしたのです。

また『JAG』では監督デビューも果たしており、「Lifeline」(シーズン6 第22話)「Take It Like a Man」(シーズン9 第17話)「There Goes the Neighborhood」(シーズン10 第8話)を手がけています。中でも「Lifeline」は高い評価を得ており、本人も『JAG』の中で一番好きなエピソードとしてあげています。

監督をした時の話は、かなり熱く語っており今後も機会があれば監督をしてみたいと話してくれました。

私生活では1992年にカナダ出身の女優ナンシー・チェンバースと結婚、1993年に長女が誕生、2003年に長男が誕生しています。結婚当時は貧しかったためペーパーワークのみで、『JAG』がヒットした後の1999年に挙式をあげています。

チェンバースとは『JAG』でも共演しており(シーズン2からローレン・シンガー海軍大尉役で度々出演)、奥様と共演した時の事をエリオットに聞いてみたところ、「アドバイスや感想を求められてもマイナスなことは答えないようにしていたなぁ。まじめに「これは、こうするべきだ」とか言うと怒ってしまうからね」「まぁ、色々あったけど、妻と共演できたことはとても楽しかったよ」と大笑いしながら答えてくれました。

長女ステファニーが2歳のときに『JAG』が始まり大スターとなったエリオットですが、ステファニーは「外出時、なんで人が集まってきて自分のお父さんに親しげに話しかけてくるのか、なんで他の家族のようでないのか、それを理解するのが一番大変だった」とのこと。でも、それも成長と共に理解できるようになり、今ではお父さんの大ファンなのだそう。『JAG』もよく見ていたそうです。

エリオットにとって父親業とは「何にも変えられない大切なもの」とのことで、娘が誕生し「これまで自分のことを最優先し自分だけのことを考えていたのが、娘が生まれ、全身全霊で守ってやらなくてはならない存在が出来たことによって人間として大きく成長した」「無償の愛が何なのか、その本当の意味が娘を得たことによって初めて理解できた」と語ってくれました。


続いて『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』DVDリリース情報をご紹介!次ページへ>>
長い下積み時代を経て当たり役にめぐり合ったデビッド・ジェームズ・エリオット
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