迫力ある戦闘機シーンが魅力『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』オススメ3つの理由【注意:少しですがネタバレがあります】■1 迫力ある戦闘機主人公のハーモン少佐は元海軍のF-14トムキャット戦闘機のパイロットという設定で、事件の真相追及のために自ら戦闘機に乗り込み状況検分を行います。この戦闘機シーンや空母はアメリカ海軍が全面的にバックアップ。本物なので、緊張感溢れる迫力ある映像に仕上がっているのです。ちなみにデビッド・ジェームズ・エリオットは戦闘機に乗るのは苦手で、実際に乗って撮影したときは生きた心地がしなかったのだとか。ドラマ撮影中得に印象に残った出来事としても「本物の海軍と会ったり、本物のジェットに触れたり乗ったりしたこと」を挙げており、「ジェットに乗ったことは一生涯の思い出」と語っていました。シリーズを通してハーモンは昇進していきますが、海軍の仕組みなどが理解できる、そういう点でも楽しめるドラマだといえるでしょう。■2 特殊な犯罪捜査ドラマの最大のスパイスともいえるのが海軍ならではの特殊な犯罪ケースの数々です。大きな組織がらみのケースを扱うことも多く、見ていて「これはちょっとタブーなのでは?」と驚くことも度々あります。これもスタッフの、真実を伝えたいという意気込みがあるからなのです。このドラマの視聴率は番組終了前も悪くはなく、一定の人気を保っていたにもかかわらず、あまり賞にノミネートされなかったのは、こういった「タブー」を取り扱っていたからだといわれています。犯罪捜査のためなら、戦闘機に乗って繰り返し離着陸をしたり、危険なコースを飛行したり、と何でもするハーモン少佐も見ごたえがあります。■3 ヒューマンドラマデビッド・ジェームズ・エリオットに、ハーモンを演じて楽しかったか?と聞いたところ「あぁ、楽しかったよ。海軍のアクションシーンやファイティングシーンもあったし、ラブシーンもあったしね(笑)10年間を通して責任のある重大な仕事に就く男の生き様を演じることができたのは素晴らしい経験だった」と答えてくれました。このドラマには、ラブロマンスも大きな要素として組み込まれており、その点でも楽しめます。また、父親の影を追い求めながら海軍で生きていく男が、人間として成長していく姿も繊細に描かれておりヒューマンドラマとしてもなかなか見ごたえがあるものに仕上がっているのです。次は10年通して主役を演じきったデビッド・ジェームズ・エリオットをご紹介!次ページへ>>前のページへ12345次のページへ