シリーズを通して昇級していくハーモン少佐『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』あらすじ『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』は、『ER 緊急救命室』や『フレンズ』など数多くの人気ドラマを抱える米3大ネットワーク局の1つNBCネットワークで、1995年秋から放送が開始されました。ドラマの舞台は、アメリカ国内そして世界中に展開するアメリカ海軍基地。アメリカ海軍法務部で働く主人公のハーモン・ラブ・ジュニア少佐が犯罪捜査官として、アメリカ海軍や海兵隊内で起こった事件の数々に挑んでいく姿を軸にストーリーは展開していきます。主人公を演じたデビッド・ジェームズ・エリオットは、ハーモンのことを「同じく海軍にいた父親のレガシーの中に住み、父親の影を追い求めている一面も持っている」「人間味溢れるキャラクター」だと分析。ハーモン役を演じるにあたり「軍とはどういうものか海軍とはどういうものか、海軍の中でパイロットとしてまた犯罪捜査官として働くことはどういうことか。海軍に関するたくさんの本を読み、偏った知識ではなく視野を広く持ちキャラクター作り役立たせようと努力した」と語ってくれたデビッド・ジェームズ・エリオットは、かなりの読書家として知られており、カナダ出身(現在はアメリカ国籍)であるためアメリカの軍を一からじっくりと学んだのだそうです。ドラマがとてもリアルに仕上がっているのには、彼のこんな努力もあったからのです。ちなみに、シリーズ1終了と共に米NBCは番組の打ち切りを決定し、その後米CBSネットワークが番組を引き継ぎました。その為、シリーズ1のファイナル・エピソード(NBC放送分)とシリーズ2の最初のエピソード(CBS最初の放送分)とに大きな矛盾点が生まれています。CBSとしても「生まれ変わったJAG」として放送開始したかったため、NBCの続きをそのまま引き継ぐことはしなかったからです。シリーズ1ファイナル・エピソードで残された大きな謎は、シリーズがだいぶ進んだ後に解き明かされますので、しばらくお預けとなります。次は『JAG 犯罪捜査官ネイビーファイル』オススメ3つの理由です!次ページへ>>前のページへ123…5次のページへ