アメリカのセレブはプリウスがお好き(5ページ目)

環境保護とテロ対策

プリウスを乗り回すセレブたちは、なぜプリウスなのか、と聞かれて「環境に優しい」と答えるほかに「テロ対策になる」とも答えています。

アメリカで人気のあるSUVなどは燃費が非常に悪くガソリンを沢山必要とする＝石油を売って得たお金を資源するオサマ・ビン・ラディンなどのテロリスト団体に力を貸すことになる、と考えているのです。

2001年の同時多発テロ以降、戦争を支持するかは別としてテロに負けないようにと全米に呼びかけてきたハリウッドスター達にとって、プリウスは最高のメッセージ・アイテムとなったのです。

未来型の車へとさらに進化

前出のラリー・デヴィッドは、ファミリー向けの大型ハイブリッド車があればアメリカで大ヒットするだろうとコメントしていました。

この言葉に答えるかのように、2003年に発売開始された2代目プリウスは海外市場を考えて大型化しています。

環境に優しいというだけでなく、未来型の車としても、もっと認識されるのを狙ってか、キーをポケットに入れたまま車に近づくとドアのロックが解除されるキーレスドアオープンや、後方カメラで指定すると自動的にハンドル操作してパーキングするインテリジェント・パーキングアシスト機能も備えているのです。

車内も広々とし、2004年にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

スマートになったプリウスは、イメージアップ目的でハイブリッド車好きをアピールしていた「にわかエコロジー・セレブ」たちをも納得させる車へと進化したのです。


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911からの打撃から一緒に立ち上がろうと呼びかけたのもハリウッドセレブたちでした