米国では誰もが知っている大ヒットコム『フレンズ』
アメリカらしいコメディがたまらない『フレンズ』 |
タイトル通り、友情がメインテーマのコメディドラマ『フレンズ』は、放送10年目になる去年、多くのファンに惜しまれながら番組の幕を閉じました。ドラマ最終回の平均視聴者数は、なんと5020万人でした。国民の6人に1人が見ている計算になります。すごいですね。
ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、3人の女性と3人の男性が繰り広げる物語は、典型的なシットコム。
シットコムとは、シチュエーションコメディの略語です。毎回、決まった登場人物のまわりで、何らかのハプニングが起き、でもエピソードの最後には「めでたし、めでたし」と綺麗にまとまる、アメリカのコメディ・ドラマの典型的パターンがシットコムなのです。
『フレンズ』が爆発的な人気を集めた秘密は、皆が理想に思う男女問わない友情関係、そして恋愛にあるのではないでしょうか。また最高にルックスの良い8人なのに、ドラマでは飾ることのない姿をさらけ出し、見る人の心を捕まえて離さないのもファンが多い理由の一つでしょう。
とにかく、1話見て下さい! 『フレンズ』フリークになること、間違いなしです!
人気度ナンバーワン!手に汗握る『ER 緊急救命室』
緊急医療に従事する医師たちを描く大人気リアリティー・ドラマ『ER 緊急救命室』 |
『ER 緊急救命室』は、スティーヴン・スピルバーグの制作会社アンブリンが、映画『ジュラシック・パーク』の原作本を手がけたアメリカの大ベストセラー作家マイケル・クライトンと組んで制作された最高級ドラマです。
世界中で放送され、世界的にブームとなった『ER』は、日本でもファンが多く2004年度も多くの人気を集めました。『ER』を見て海外ドラマに興味を持った人も多いのではないでしょうか。
現在、NHK総合・BS,スカパーのスーパーチャンネル、LaLaTVで放送されており、DVDも好調に売り上げを伸ばしています。
シカゴ・カウンティ総合病院のER緊急救命室を舞台に、病院のドクターやスタッフたちの日常を描いたこの作品は、マイケル・クラントンの実体験をベースにしたもの。そのため、非常にリアルなものに仕上がっています。
アメリカ・テレビ界の重要人物である、天才プロデューサー、ジョン・ウェルズが、放送開始当初から監督、脚本、製作総指揮を務め、これまでなかった人物を追うカメラワークで、視聴者もドラマの中に居るような感覚に陥るのも特徴の一つ。
現在アメリカでは放送されている『ER』には放送開始当時出演していた主演キャストは誰もいません(1度キャストを降りたシェリー・ストリングフィールド を除く)。しかし、現在も週間視聴率のトップ5に入り続け、平均視聴者数1000万人以上という、相変わらず高い視聴率を弾き出すマンモス番組として注目されています。
『ER』からは、まだまだ目が離せそうにありません!
2005年は、どんなドラマがヒットするのでしょうか?
ちなみにアメリカでは、1月16日に授賞式が行われた、『ゴールデン・グローブ賞』で、米ABC局で放送中のコメディ・ドラマ『Desperate Housewives』が受賞し、新番組の中でも得に注目されています。主婦版『SEX AND THE CITY』とも言われている『Desperate Housewives』が日本でも早く放送されるとよいですね!
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