ジェイコブ・ブラック役を演じるのは大きなチャレンジだった
来日したキャスト。2008 Summit Entertainment N.V. All Rights Reserved. |
テイラー・ロートナーさん:みんなとても仲良しで、とっても素晴らしい人々でした。外にも一緒に遊びに行ったりしました。ロバート・パティンソンはとても面白い人です。
ガイド:ファンの間ではエドワード・カレン派とジェイコブ・ブラック派の大きな二派があります。エドワードの人気のほうがちょっと上?
テイラー・ラトナー君:そうですよね。でも、僕はベラに一番ぴったりなのはジェイコブだと思っています。今、彼女はちょっと混乱しているだけなんです。若いし。そのうちジェイコブが一番だって気づくと思いますよ。
ガイド:二作目の『ニュームーン』では関係も変わっていくようですね。
テイラー・ロートナーさん:ええ。バンパイアがいなくなった隙に彼女を取り戻そうとするんです。彼女とは強い友情に結ばれていますが、ジェイコブはそれ以上を求めるんです。彼女はまだバンパイアのことが忘れられません。悲しいことですが。
ガイド:ジェイコブのキャラクター自身、大きな変化があるとか?
テイラー・ロートナーさん:初めは『トワイライト~初恋~』でのジェイコブと同じようにとっても好青年なんですが、いったん狼男へ変容すると、好青年だったときと比べると全く違ってしまうんです。危険な生き物になってしまうのです。
とてもやりがいがある役だと思います。一瞬前には好青年で、次の瞬間には信じられないほど嫌なやつになってしまう。彼の二つの側面を演じ分けるのはとても楽しみです。とてもチャレンジな役です。それにベラにとっても一番ふさわしい男だと思っています。ずっと追いかけていきますよ。
ガイド:オーデションで選ばれて、ジェイコブを演じることになったのですか?
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そのときには、『トワイライト』のことはあまり知りませんでした。原作があって、しかも大人気のシリーズなんて知らなかったんです。その後、リサーチしているときに、とても人気があるシリーズだと知りました。思っていたより大きなプロジェクトだった知って驚いたんです。
今は『トワイライト』現象がどんなに大きいか知っています。とってもクールだと思います。僕も関係者の一員だと思うととても嬉しいんです。
ガイド:原作は特に女性に人気がありますよね。テイラーさんが原作を読まれたのはいつでしたか?
テイラー・ロートナーさん:僕がはじめて読んだのは、役を演じるために必要に迫られてでした。でもいったん読み始めるとティーンの女の子のようにやめられなくて夢中になって読みました。ストーリーも僕が演じるジェイコブについても、興味深くて、今では大好きな本になりました。大きなスクリーンで見ることができるのは素晴らしいと思います。
ガイド:映画はとても成功しましたが、こんな人気になると思いましか?
テイラー・ロートナーさん:思いませんでしたね。ですが、僕が行くところどこにでも『トワイライト』の原作を目にするし、僕は何に巻き込まれてしまったんだろうと思うようになりました。『トワイライト』に関係しているなんて、なんてすごいんだって思いました。
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