理想の女性は?
仲間のために体を張るチームワークの『オーシャンズ13』 (C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda. (C) 2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories |
大スターであるだけでなく、製作者としても監督としても脚本家としても、プロジェクトが目一杯なジョージ。私の勝手な想像ですが、女性と真剣に関わっている時間はあまりないのかもしれません。
しかも、今やハリウッド映画人として代表的な顔。『シリアナ』や『グッドナイト・グッドラック』では、反骨精神をガツンと見せてくれました。下積みが長いこともあるかもしれませんが、映画への情熱を感じさせます。
映画と同じぐらい大切なものは何なのでしょうか? 会見ではジョークにコーティングされた発言がほとんどでしたが、大切にしているものについてはちゃんと語ってくれました。
友情のためには体も張る
『オーシャンズ13』は、仲間のためにチームが全力を尽くしてリベンジする話です。オーシャンズのように、ジョージも友達のために体を張ったことはあったか? という質問に、「友達のためなら体も張るという信念を持っています。そういう経験もあります。でも詳細は、逮捕されるから言えない」と言っていました。そのときだけ真顔で、真剣に答えているのが伝わってきました。また、「友達に関しては、心にかけている」とも。年配のジェリー・ワイントロープを気にかけているところからも、ジョージの友達に対する心配りが感じられるような気がしました。
何本もの映画をともに手がけているソダーバーク監督については、同じ映画が好きで、意見も合う、パートナーだということ。
また、今回の撮影に関しても、「本当に友達が集まって作っているようで楽しかった。この時代に珍しく、(自分だけ目立とうとする人もなく)みんながスポットライトを譲り合うようにしていた。肩の力を抜いた撮影だった」そうです。
ジョージにとって、友情がどれほど大切か伝わってきますね。もう次のオーシャンズはない、と言い切っているのも、「友達のために力を合わせてリベンジする」ということほど大切なテーマは、なかなか見つけられないからなのかもしれませんね。
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『オーシャンズ13』8月11日(土)、丸の内ピカデリー1他全国ロードショー
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