今回は、ちょっと趣向を変えて、今ますます元気がある英国の俳優にスポットライトを当ててみます。Mirror誌のセクシー男性ベストの投票結果をもとに、今最も注目したい英国俳優をチェック! あなたの好きな俳優は入ってますか?
5位 ジェラルド・バトラー
『Dear フランキー』では船乗りを演じる。 |
1967年生まれの39歳。英国出身といっても、アイルランドの血を引くスコットランド人。
グラスゴー大学で、法律を勉強し、大学法律協会の会長を務めていたとのことですから、勉学も優秀で人望もあったようです。
それが、なぜ俳優になってしまったかというと、コーヒーショップで、俳優/監督のスティーブン・バーコフに出会い、舞台俳優の役をオファーされてしまったから。それ以降、ジェラルドは法律の道を捨て、俳優キャリアを積み重ねます。2000年の『ドラキュリア』の吸血鬼役で美しさと存在感を印象づけ、『トゥーム・レイダー2』、『タイムライン』に出演、そして2004年の『オペラ座の怪人』の怪人役で一気にブレイク。
日本でも人気は急上昇。『Dear フランキー』では、無骨な船乗りを心情豊かに演じ、さらに女性の心をつかむことに成功。ですが、まだ、スター俳優の地位を得ているとは言えません。
『オペラ座の怪人』で一気にブレイク |
ジェラルド・バトラーは、主演のレオニダス王を演じています。伝説的な人物を演じることで、トップスターの地位に登りつめることは、確実だと思います。
ところで、もし彼に会うことがあったら、「ジェラルド」と呼ぶのは禁物だって知ってましたか? 「ゲリー」と呼んでくれ、って言われちゃうかも。
4位 オーランド・ブルーム
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト』DVD発売中 |
77年生まれの30歳。南アフリカでの人権運動家として有名だったお父さんを、心臓発作で亡くしたのが4歳のとき、その後、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで若手スターとして順調な活躍をしていますが、俳優業以外のところでは、いろいろ苦労もあるようです。
子供のときは、失語症、『ワイルド』で、映画初出演を果たした後、3階のテラスから落ちる事故で大怪我を負い、その後リハビリを重ね復帰。『ロード・オブ・ザ・リング』でも、落馬し肋骨を折ったとのこと。
優雅で気品と若い意欲を感じさせる演技で、その後のキャリアも順調。『ブラック・ホーク・ダウン』では、印象的な若い兵士を演じています。『ロード・オブ・ザ・リング』では、妖精のレゴラス役で一躍人気者に。ファミリア役のオーデションを受けていたところ、レゴラスに抜擢されたそうです。
『エリザベス・タウン』では、すべてを失った若者が、再生への旅に出る |
新作は、三部作最後の作品となる『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールズエンド』。日本では、8月の公開。今から楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか?
その後の映画出演の予定が決まっていないのが心配ですが、まだ若いので、しばらく休んだ後、今後は、新しい面を次々に見せてくれると思います。
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