ウィル・スミス主演作、『最後の恋のはじめ方』は、世界中で大ヒットした作品です。世の中には、性格もいいし、たいした欠点もないのに、出会いがなくて恋に行き着けない男性がたくさんいます。主人公のヒッチはそんな男性の大きな味方。恋の専門家、デート・コンサルタントなのです。

この映画には、恋を成就させる情報が満載。男性だけじゃなく、女性でも、知れば恋の成功確率がアップするのは間違いありません。ヒッチに学んで、恋を思いっきり楽しんじゃいましょ。

恋テク1 自分を印象付けると恋が近づく

最後の恋のはじめ方の画像
『最後の恋のはじめ方』には恋のテクニックが満載
片思いの人がいたら、自分を印象付ける行為をする価値はあります。ヒッチはプロですから、いろんな方法を駆使します。特にヒッチが得意な方法は、親切心を見せること、あるいは、他の人の逆を行くことです。

誰かが、当たり前に口説いているのなら、自分は口説くつもりはないところを見せる。人気たっぷりで、もてはやされるのが当然と思っている相手には、店員と間違えた振りをする。

あれ? この人はどういうつもりなの? と、相手はたちまち好奇心を揺さぶられます。「こんなことをしたのは、君に振り向いてもらいたかったから」と、ヒッチは後でちゃんと白状します。そこが、またカワイイと思われるわけです。

知り合うきっかけのためのひとつのテクです。このテクは、ストレートに口説くなんてつまらない、もっとゆっくり恋を楽しみたいと考える、ヒッチの余裕、プロの腕前って考えることもできます。

知り合ったころは、恋の前菜料理のようなもの。フランス料理のコースを味わうように、過程を楽しみたいわけです。焦らないで、一瞬一瞬を楽しもうとするヒッチ式のテクです。

恋テク2 変身は簡単。コンセプトを変えると恋は進化します

自分はこうだ、こういう人だって思い込んでいませんか? 自分がどういう人か、知っているのは大切なことですが、それが、足かせになることもあります。

履き慣れないブランドの靴が、自分に似合わないと思っているクライアントに、ヒッチはこう言います。

「自分というコンセプトを変えればいい。これは自分が買った靴。自分に似合う靴。そう考えればいいんだ」

クライアントは、魔術にかかったように、颯爽と女性に会いに出かけていきます。ヒッチがいなければ、難しいことでしょうか? そんなことはありません。ビシッときまった服を自信たっぷりに着て、背筋を伸ばして歩けば、誰だって素敵に見えます。恋のチャンスは、目に見えて増えるはずです。

変身も、自分に対する考え方を変えるのも、案外簡単なことです。恋は大切なことですから、背伸びしてもいいんです。いずれ、自分のほんとの姿は嫌でも知られてしまいます。それでも、出会った当初の姿や印象は、いつまでも恋の歴史として残ります。

いつのまにか自分というコンセプトが、もっと広くて自由で融通がきくものとして変化していくかもしれません。できなかったことができるようになったり、考えたこともないことを考えるようになったり。

恋は、自分を育てる過程ですから、変化のジェットコースターに乗ったも同然です。恋をする日々が自分をどのように変えるのか、想像もつかないのです。
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