プロフィール
二人とも意外と(!?)映画の中のイメージそのままだった。 |
1942年生まれ。70年代のテレビドラマに多く出演し、独特で風変わりな役柄を演じて、熱狂的な支持を得た。その後、ポン・ジュノ監督の『ほえる犬は噛まない』で恐ろしい警備員役を好演し、それを皮切りに俳優としてのキャリアの、第2のピークを迎えている。最近の出演作でも、皮肉とユーモアの効いた強烈な個性のキャラクターを演じて、強い印象を残している。本作では一転、‘普通の父親’を演じている。この多彩なベテランは、着古してボロボロのウサギ革のベストを纏い、プラチナ製の入れ歯をつけている、韓国人なら深い親近感と信頼を抱かずにはいられない父親の姿を演じきり、今まで見せたことのない姿を披露している。
★主な出演作品
『ほえる犬は噛まない』(00)、『火山高』(01)、『殺人の追憶』(03)、『先生、キム・ボンドゥ』(03)、『公共の敵2』(05)、『クライング・フィスト』(05)
■コ・アソン
1992年生まれ。テレビドラマ「Murmur of the Heart」で見せたきらりと光る演技で、多くの視聴者を魅了した。「演技をするというのは、役柄を深い部分まで理解して、完全に染まりきること」だと語っている。その熱意とエネルギーは、大人の女優にも引けを取らない。本作で、可愛い半面、勇敢なヒョンソを演じて、待望のスクリーンデビューを飾った。
■『グエムル―漢江の怪物―』公式ホームページ