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TWICE(トゥワイス)とは?メンバープロフィール紹介

2017年12月31日より3度、K-POPの人気ガールズグループ「TWICE(読み方:トゥワイス)」が「第68回NHK紅白歌合戦」に出場しました。どのようなグループなのか、メンバー紹介、人気の秘密、今後の活動についてご紹介します。

執筆者:All About 編集部

TWICE画像

K-POPの9人組ガールズグループ「TWICE」=2016年4月25日(写真:YONHAP NEWS/アフロ)


2017年から3度、K-POPの人気ガールズグループ「TWICE(読み方:トゥワイス)」が「NHK紅白歌合戦」に出場しました。

韓国発のグループが紅白歌合戦に出るのは「少女時代」「東方神起」「KARA」が歌った2011年以来6年ぶり。どのようなグループなのか、メンバーのプロフィール、人気の秘密、今後の活動などについてご紹介します。

【目次】
TWICEとは?
TWICEの歴史
TWICEメンバーの名前とプロフィール
TWICEの曲
TWICEのアルバム
TWICEの今後のスケジュール
TWICEの公式SNS
TWICEのもっと知りたい小ネタ

TWICEとは?

TWICE(韓国語ハングル表記:트와이스)を簡単に紹介すると、以下になります。
・2015年サバイバル形式のオーディション番組から結成
・日本人3人、韓国人5人、台湾人1人からなる多国籍ガールズグループ
・デビュー半年で、韓国で人気No.1ガールズグループに
・日本でも「TTポーズ」が中高生を中心に人気に


TWICEは、韓国の大手音楽事務所JYPエンターテイメントの練習生16人がデビューをかけて競うというサバイバル形式のオーディションTV企画「SIXTEEN」を通じて生まれました。

この番組は韓国の音楽ケーブルテレビMnetで2015年5月5日から7月7日にかけて放送され、歌やダンスに留まらず、人間性なども図る様々なミッションをこなし選ばれ、5人の韓国人に、日本人メンバー3人(ミナ・サナ・モモの頭文字から「ミサモ」と呼ばれる)と、台湾人1人という多国籍メンバーが決定。そのため、公式サイトなどではK-POPという言い方ではなく、アジア発のガールズグループ、と記されています。

グループ名の意味は「いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる」であると番組内で発表されています。

TWICEの歴史

2015年10月20日、1stミニアルバム『THE STORY BEGINS』でデビュー。活動曲は『Like OOH-AHH』(活動曲とは、シングル曲のように、アルバムのプロモーションとしてTVなどで披露される曲のこと)。

大ブレイクのきっかけとなったのは、翌2016年4月25日にリリースした2ndミニアルバム「PAGE TWO」の活動曲『CHEER UP』。

この曲で日本人メンバーのサナが歌う「シャシャシャ(shy shy shy)」という箇所が可愛いと話題になり、韓国では多くの人がその振付を真似てSNSに投稿するなど、大流行となり、大ヒットと共に一気に知名度を高めました。

続いて半年後の同年10月24日、3rdミニアルバム「TWICEcoaster:LANE1」をリリース。活動曲『TT』における、泣き顔の絵文字を示す振り付けの“TTポーズ”が流行り、人気が決定的に。日本でもモデルが真似をするなど、女子中高生の間で話題となり始めました。

翌2017年6月28日には、ベストアルバム「#TWICE」をリリースし日本デビュー。2017年10月18日、日本限定の1stシングル「One More Time」をリリース。『第50回オリコン年間ランキング2017』によると、「アーティスト別トータルセールス」「シングル作品別売上枚数」「アルバム作品別売上枚数」の新人部門で3冠を達成。海外女性アーティストが新人部門3冠を制覇するのは史上初、とのこと。

女子大生社長として著名な椎木里佳率いる女子中高生向けのマーケティング支援を手がける株式会社AMFが発表した「JCJK流行語大賞2017」でも、ヒト部門の1位に「TWICE」が選ばれ、若年層に強く支持されていることが伺えます。

そして、日本デビューからわずか半年で『NHK紅白歌合戦』初出場となりました(日本の年末の番組としては「MUSIC STATION SUPER LIVE 2017」にも登場)。

TWICEメンバーの名前とプロフィール

日本語表記、英語表記、生年月日(誕生日:センイル)、2017年12月31日時点での年齢、血液型の順で記します。

ナヨン(NAYEON、1995/9/22、22歳、A型)
ナヨン画像

ナヨン(公式HPより)

韓国人。いかにもアイドルらしい明るさと、ジヒョに次ぐヴォーカルの上手さで、また最年長ということもあり、TWICEの中心となるメンバー。活動曲のほとんどの曲がナヨンから始まる。

ジョンヨン(JEONGYEON、1996/11/1、21歳、O型)
ジョンヨン画像

ジョンヨン(公式HPより)

韓国人。ボーイッシュで、ガールクラッシュ(女子が女子に憧れる)な魅力の特徴あるメンバー。姉は女優のコン・スンヨンという芸能人姉妹。頼れるお姉さん的存在で、メンバーの精神的支柱となっていると言われることが多い。

モモ(MOMO、1996/11/9、21歳、A型)
モモ画像

モモ(公式HPより)

日本人。本名:平井もも。京都府出身のメインダンサー。
姉とダンスの動画をYouTubeに上げていたことがきっかけでスカウトされる。SIXTEENの選考途中で一度脱落するも、TWICE結成時に、グループ内でトップのダンスの実力を惜しんだJYP創業者でありプロデューサーパク・ジニョンの「TWICEにはモモが絶対に必要だ」という鶴の一声によりイレギュラーでメンバーに加えられた。キレのあるダンスとは対極のユルいキャラクターも持ち合わせ、バラエティ番組でも人気。

サナ(SANA、1996/12/29、21歳、B型)
サナ画像

サナ(公式HPより)

日本人。本名:湊埼紗夏(みなとざき さな)(さき、は正しくは山偏に右上が立)。大阪出身。
大坂のショッピングモールでスカウトされた。明るく、当初はちょっとドジな不思議キャラで注目されたが『SIXTEEN』でも明らかになった実はとてもしっかりとしたお姉さんな一面も。『CHEER UP』の「シャシャシャ」でグループがブレイクするきっかけを作り、その後もキリングパートを与えられていることが多い。また、日本での活動時に、トークのメインとなっている。アメリカの映画サイト「TC Candler」が発表した「最も美しい顔100人」2017年版で、日本人トップとなる21位となった。

ジヒョ(JIHYO、1997/2/1、20歳、O型)
ジヒョ画像

ジヒョ(公式HPより)

韓国人。メインボーカル。10年という長い練習生期間を経た実力と、面倒見のよい人柄で、グループのリーダーを務める。受賞式などでメインで話をする。「SIXTEEN」時代は今よりふくよかで自己管理の足りなさを指摘されてもいたが、ダイエットによりメンバーから『LIKEY』発表時に、最もキレイになったメンバーと称えられた。

ミナ(MINA、1997/3/24、20歳、A型)
ミナ画像

ミナ(公式HPより)

日本人。本名:名井 南(みょうい みな)。神戸出身。
ミナも日本でショッピング中にスカウトされた。11年間続けたバレエの実力があり、練習生期間は最短の1年ながら、メンバーに選ばれた。また、日本人らしい清純さで、曲調の変わる穏やかなパートを担当することが多い。

ダヒョン(DAHYUN、1998/5/28、19歳、0型)
ダヒョン画像

ダヒョン(公式HPより)

韓国人。ラッパー。コミカルな明るいキャラクターでバラエティ番組でも活躍。色白な肌から「豆腐」というあだ名も。体の柔らかさでも知られる。

チェヨン(CHAEYOUNG、1999/4/23、18歳、B型)
チェヨン画像

チェヨン(公式HPより)

韓国人。メインラッパー。小柄ながら、特にSIXTEENではキレの良いラップで強い存在感を誇ったメンバー。TWICEはあまりハードなラップがなく、役不足な印象。今後の活躍が楽しみなメンバー。

ツウィ(チュウィ、TZUYU、1999/6/14、18歳、A型)
ツウィ画像

ツウィ(公式HPより)

台湾出身。ヴィジュアルセンター。アメリカの映画サイト「TC Candler」が発表した「最も美しい顔100人」2017年版でも世界第3位に選ばれるなど、美人メンバーとして知られ、単体で広告に出ることも。謙虚な性格もありSIXTEEN時代より人気が高く、モモと同時に追加で選ばれた。最年少だが、一番背が高い。

TWICEの曲

活動曲のPV(MV)のYouTubeをご紹介します。

Like OOH-AHH」(2015年10月19日リリース)
記念すべきデビュー曲。今振り返ってみても、割とハードで溌剌とした印象の曲。SIXTEENの延長線上にあるような、メンバーのキャラクターを強調するようなビデオで、特に、足が上がらない、尻餅をつくなど、サナのドジキャラ、ソロダンスのモモ、しっとりパートのミナなど、日本人メンバーのキャラ設定が印象的。


CHEER UP」(2016年4月25日リリース)
彼女たちの人生を、またK-POPの歴史を変えた1曲。映画のヒロインなどに扮したコスプレ風のビデオが楽しい。セーラームーン風なサナの「シャシャシャ」(shy shy shy)がヒットし、即座に振り付けも愛嬌を振り撒くものに変更された。


TT」(2016年10月24日リリース)
前作「CHEER UP」で国民的アイドルグループに躍り出た彼女たちの人気をデビューわずか1年で決定付けた代表曲。TTという絵文字を振り付けに取り入れた分かりやすさと、特徴的なサナとモモの声をポイント的に効果的に使うなど、ここまでの3曲を手掛けてきた作曲家チームであるブラック・アイド・ピルスンとの集大成的内容とも言える。ハロウィン時期にリリースされ、前作に続いての童話モチーフのコスプレビデオも楽しい。

TT -Japanese ver.-」のビデオも存在する。

KNOCK KNOCK」(2017年2月20日リリース)
明るさを前面に出した曲で、日本人シンガーソングライターのMayu Wakisakaが作詞作曲に参加したことも話題に。ビデオが前作と関連する内容なのも面白い。


SIGNAL」(2017年5月15日リリース)
JYPエンターテイメントの創業者であり、TWICEを生み出したプロデューサーのパク・ジニョンが作詞作曲を手掛けた。メンバーがそれぞれ超能力を持つというコンセプトのコミカルなビデオ。


One More Time」(2017年10月18日リリース)
日本のみで発売されたシングル。海外アーティストによる1stシングルの初週売上として歴代1位を記録。スポーツがテーマのビデオも楽しい。力強い元気さが伝わる。


LIKEY」(2017年10月30日リリース)
久しぶりにブラック・アイド・ピルスンが手掛けた曲。TWICEはメンバー全員にスポットライトが当たるようなプロデュースが特徴的だが、今作では、普段しっとりパートを担当することの多いミナをメインに据えている。ダヒョンによる曲調の変わるラップパートも印象的。


Heart Shaker」(2017年12月11日リリース)
アメリカの作曲家チームによる、K-POPというよりグローバルな印象を与える曲。合成で9人のメンバー×2の計18人によるダンスが楽しい。


Merry & Happy」(2017年12月22日リリースの最新曲)
クリスマスソング。一部、プライベートカメラで撮影したような親密さのあるビデオが魅力。

TWICEのアルバム

1stミニアルバム『THE STORY BEGINS
(2015年10月20日リリース)
代表的な収録曲「Like OOH-AHH」

2ndミニアルバム『PAGE TWO
(2016年4月25日リリース)
代表的な収録曲「CHEER UP」

3rdミニアルバム『TWICEcoaster:LANE1
(2016年10月24日リリース)
代表的な収録曲「TT」

3rdミニアルバム リパッケージ『TWICEcoaster:LANE2
(2017年2月20日リリース)
代表的な収録曲「TT」「KNOCK KNOCK」

4thミニアルバム『SIGNAL
(2017年5月15日リリース)
代表的な収録曲「SIGNAL」

ベストアルバム『#TWICE
(2017年6月28日リリース)日本のみ発売。
それまでの全活動曲である「Like OOH-AHH」「CHEER UP」「TT」「KNOCK KNOCK」「SIGNAL」の韓国語版と日本語版を収録。

1stシングル『One More Time
(2017年10月18日リリース)日本のみ発売。

1stフルアルバム『Twicetagram
(2017年10月30日リリース)
代表的な収録曲「LIKEY」

1stフルアルバム リパッケージ『Merry&Happy
(2017年12月11日リリース)
代表的な収録曲「LIKEY」「Heart Shaker」「Merry & Happy」

TWICEの今後のスケジュール

・講談社「ViVi」にて『BOUNCE! TWICE』連載中。

・2018年1月19日(金)~2月1日(木)にかけてコンサートツアー「TWICE SHOWCASE LIVE TOUR 2018」を日本6都市8公演予定(愛知、福岡、広島、大阪、東京、埼玉)。
※コンサートチケットは完売ですが、1/29の東京公演のライブ・ビューイング予定あり。

・2018年2月7日、日本での2枚目となるシングル『Candy Pop』のリリース予定。

TWICEの公式SNS

公式ホームページ
http://www.twicejapan.com/

Instagram
https://www.instagram.com/jypetwice_japan/

ツイッターアカウント
https://twitter.com/JYPETWICE_JAPAN

LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40twice_japan

TWICEのもっと知りたい小ネタ

・愛称は「トゥドゥンイ」。TWICEのトゥ、「~子」という意味のドゥンイで「TWICEっ子」のような呼称。

・ファンおよび、公式ファンクラブ名を「ONCE(ワンス)」と言う。

・挨拶の時に必ず言う「one in a million」という言葉(台詞)は、100万の、つまりたくさんのグループがある中で、唯一無二の存在になる、という意味が込められています。
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