第3位 「ソン・イェジン『ヨン様の恋人』はしっかりとした23歳」
アジアの宝石とも言われる、ソン・イェジン。 |
映画の撮影中、難しかったシーンは?と問われると・・・
「二つあります。一つ目は最初のシーンです。撮影初日、自分の夫が事故に遭ったという話を聞いて病院に駆けつけるシーンを撮りました。そこで夫の姿を見て、悲しむシーンを7~9時間かけて撮影したのですが、急遽襲った悲しい感情をその間ずっと維持するのが難しかったです。もう一つは、夫の不倫相手、つまりペ・ヨンジュンさん演じるインスの妻が亡くなり声を出して泣くシーンです。インスと一緒に彼女の家に行って挨拶して帰ってくる途中で泣くという設定なのですが、自分としてはそんなことが本当に起こってほしくないと、ソヨンという役を超えて、一人の人間ソン・イェジンとしてとても辛い瞬間でした。」という長い答えが。自分の言葉でしっかりと語ることができる女優さんなんだな、という印象を持ちました。
撮影の指示をあまり出さず、同じシーンを何度も撮ることで有名なホ・ジノ監督。その独特の演出方法に苦労をしながらも、役になり切り長時間の撮影を乗り切ったといいます。
この時既に次の作品「ナンパの定石」(原題)の撮影が始まろうとしていたのですが、こちらはコメディ。「ソヨンの役からなかなか抜け切れずにいる…」と心の内を打ち明けていました。
それにしても、23歳とは思えない、落ち着いた外見、そしてしっかりとした発言。取材現場の男性記者たちの中には、すっかり彼女のファンになってしまった方も多かったようでした(笑)
第2位 「ソ・ジソプ ちょっと照れ屋な人気ナンバーワン男優」
ミステリアスな雰囲気とクールなまなざしが魅力のソ・ジソプ。 |
今年の春、彼も軍隊に言っているのですが、公益勤務という、軍ではなく役所での任務についているため、時々ファンミーティングなどを開くことが可能という恵まれた立場にいるのです。
7月にはファン2000人を招き、都内でファンミーティングを行いました。
そこで見た彼の素顔は、意外、というよりもドラマの中の役そのものであることが新鮮な驚きとなりました。照れくさそうな表情、クールなまなざし。でも、「24時間だけ透明人間になれるとしたら、どんなことをしてみたいですか?」という質問には、「人がたくさんいる遊園地に行ったり、ショッピングに行ったりして好きな洋服をぜんぶ試着してみたい。あとは、僕に意地悪した人に仕返しをし、最後は女風呂に行ってみたいです(笑)」というユーモアタップリな一面も垣間見ることができました。
比較的自由な立場とはいえ、やはり徴兵中の身のソ・ジソプは芸能活動が限られています。この質問の答えには、自由を求める彼の心が表れているのかな、と切なさを感じました。
第1位 「クォン・サンウ ワイルドな魅力にオーラ溢れるカリスマ」
ふとした表情にもカリスマのオーラが漂うクォン・サンウ。 |
そして、会場の片隅にクォン・サンウ登場!髪を伸ばし、ひげを生やしたクォン・サンウはダークスーツが良く似合い、ワイルドな雰囲気。穏やかな立ち姿に、スターのオーラが溢れていました。彼の写真を撮ろうとする記者たちが押し寄せ、撮影ラインが乱れてしまうほどでした。
「天国の階段」や「悲しき恋歌」で見せた柔らかな雰囲気を打ち破りたいと、挑戦した映画「野獣」。アクションシーンはスタントを使わず自ら演じ、ほとんどのシーンで汗と埃にまみれていたといいます。
ステージでのあいさつの後、会場の一角で「キャー」という悲鳴のような声が。振り返ると、クォン・サンウとユ・ジテが立食パーティーの会場を周り、あいさつをしているではありませんか!そこにまた記者たちが押し寄せ、もみくちゃになりながらも、クォン・サンウは涼しい笑顔で会場を回っていたのでした。
会場をあいさつしているときに撮った一枚。記者たちが押し寄せて、タイヘンなことに。 |