悪役に悪い人はいない!?
やくざ戦争 日本の首領<ドン> (DVD) 監督:中島貞夫 出演:鶴田浩二,松方弘樹 ※日本最大級のやくざ抗争劇を描いた大作。キング・オブ・黒幕の佐分利信の存在感!! |
一般的に悪役を演じる俳優さんは優しい人が多いと言うけど、哲さんの笑顔を見てるとその通りですね。ほかの悪役俳優の素顔も見てみたいと思って、ふと、最近テレビで悪役を見なくなったことに気付きました。
刑事ドラマの犯人≠悪役
悪役が活躍するドラマといえば、時代劇や刑事ものだけど、時代劇は激減。刑事ものは、ストーリーが複雑になったからか、“誰がどう見たって悪”という役柄は見かけなくなったようで。特に絶滅の危機にあるのが“黒幕”でしょう。一昔前のシリアスなドラマや映画には欠かせない存在で、佐分利信、山形勲、西村晃といった重鎮が重々しく演じてました。しかし、最近はそういった凄みを感じさせる俳優を見かけなくなった気がします。
いま放送中の大型ドラマ「不毛地帯」では、陰謀を謀る大臣役を伊東四朗が演じてました。いや、伊東さんは大好きな俳優で、大いにリスペクトしてます。それだけに、日本を揺り動かす黒幕役は、正直どーかなーと思ってしまうわけです。
悪役はテレビから立ち去るしかない!?