劇団ひとりにとってのエポック
差別をしよう!~14歳の世渡り術(単行本) ホーキング青山 (著) ※友達に嫌われないための平等なんておかしい。身体障害者芸人が、自ら浴びてきた視線を跳ね返す差別のススメ。ビートたけし推薦! |
両番組の共通点は、演者同士のガチンコ即興芝居だということ。正確には『キス我慢選手権』のコンセプトは少し違っているのですが、劇団ひとりが強引に即興芝居の方へベクトルを動かしてしまったのでした(最強の共演者・みひろとの相乗効果も相まって)。
どちらが先に収録されたのかは不明ですが(当ガイドは「スジナシ」が先と見ます)、劇団ひとりはこの2番組がきっかけで即興芝居に情熱を燃やし始めた気がします。スジナシ2代目MCは将来の話として(笑)、他の役者さんとのコラボをもっと見せてほしいものです。
勝手に希望を出してしまいます
今回DVDに収録された出演者を見るだけでも、国民栄誉賞女優からフツーのおじさん(失礼)まで、まさに絢爛豪華。しかも、これだけ振り幅の広いメンバー誰とでも組める鶴瓶さんの懐の深さには、改めて驚かされます。ちなみに今回はDVD-BOXを買ったファンの皆さんが優先招待されたのですが、その1人に、ビートたけしとの共著もある芸人・ホーキング青山がいました。鶴瓶師匠は以前からの顔馴染みらしく、客席に下りた際にホーキングと一言二言会話を交わしてました。
その場面を見ている時に、勝手ながら思ってしまいました。鶴瓶VSホーキングの絡みを「スジナシ」で見てみたいと。おそらく、今までになかったようなドラマが展開されるでしょうし、鶴瓶さんならホーキングの魅力をうまく引き出せるんじゃないでしょうか。何だか勝手な希望ばかり書いてきましたが、見てる側も色々とイメージがわいてくる番組なのは確かなんです。
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