二度と見られない!?貴重映像が続々
オレたちひょうきん族 THE DVD (1981-1982) ※伝説的バラエティのBOX第1弾。今作は看板コーナー「タケちゃんマン」を収録。「VSブラックデビル編」「VSアミダばばあ編」「VS知ってるケ編」を収める。 |
その50周年を記念して、フジテレビの歩みを振り返る特別番組が、3夜にわたってオンエアされました。中でも、明石家さんま司会でバラエティの歴史に迫った「バラエティルーツの旅・あなたがいたから僕がいる」は、従来の回顧番組とはさすがに格の違う充実ぶりでした。
見えない努力が番組を支える
いちばん驚いたのは、テレビマニアの当ガイドでさえ初めて見る映像が満載だったこと。しかも、まったくと言っていいほど、映像の人物にモザイクやぼかしが掛けられてない。これは今の時代では相当に手間暇がかかる作業になります。ひと昔前なら、過去の映像を編集して一挙に見せる特番は、比較的お手軽でした。しかし、肖像権等の問題が避けて通れない今、画面の端で見切れてるだけの人からの了解も必要となりました。パーティーや運動会など大勢の有名人が登場するシーンをオンエアするには、相当な数の許諾を必要としたはず。
森繁久弥をはじめ、長嶋茂雄、石原慎太郎・裕次郎兄弟、大鵬などなどが映り込んだ映像が、当たり前のように流れましたが、そのための交渉はかなりハードだったのでは。ちなみに、唯一といっていい顔ぼかしシーンは「オールスター水泳大会」でのオッパイポロリ要員の方々。うーん、これは仕方ないか(笑)。
人気バラエティの源流を辿っていくと…