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中年アイドル紫SHIKIBUデビュー!!(2ページ目)

昨年の羞恥心に続いて、今年もアイドル界に異色ユニットが登場。竹馬に乗って現れた謎の超個性派アイドル集団・紫SHIKIBUの正体とは? 昭和の香り漂うアラフォー・ユニットの魅力に迫ります。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

なぜか1人だけ「しゃっくん」

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オモローのナベアツ(DVD) 出演:世界のナベアツ
※ナベアツのネタがたっぷり収められたオモローなDVD。紫SHIKIBU結成のきっかけになったネタ「竹馬アイドル」も収録。
昔も今も、アイドルにはニックネームがつきもの。もちろん紫SHIKIBUのメンバーにも付いている。ナベアツはなっくん、宮迫はみっくん、蛍原はこれまでどおりのほとちゃん、ゴリはひっくり返してリーゴ、そして田中はしゃっくん。一人だけ顔の特徴から取っているのが不思議でしょ。

田中さんは最初、毛深いから「もうくん」にしようと考えたとか。ところが隣を見ると自分以上に毛深いゴリがいる。両者協議の結果、もうくんはゴリにあげようということになったものの、そのことをすっかりゴリが忘れてしまい、結果的にしゃっくんだけ浮いたニックネームになってしまったという訳。

当面の目標はフルコーラスの間、竹馬に乗っていられることとか。リズムに合わせて竹馬でステップを踏んだり、時には片足でバランス取ったりと、これが結構難しいらしく、ナベアツ以外は何度も途中で足をついてしまうとか。ある意味、発展途上のアイドルなんですね。

作詞、作曲も世界のナベアツ。作詞はともかく、作曲まで芸人が手掛けるのは異色。しかも、往年のアイドルポップスを思わせる軽快なメロディで、器用なのは竹馬だけじゃないと気づかされます。

ルーツはオジャパメン?

お笑い芸人のアイドルユニットといえば、10年以上前にダウンタウン率いる6人編成のオジャパメン。韓国発のポップスをそのままカタコトで歌い、見る者に強いインパクトを与えました。

当時、若手芸人ジャリズムとして将来を有望視されていたナベアツも、オジャパメンのことは記憶に焼きつけているはず。「HEY!HEY!HEY!」に出演する時には、そのあたりのトークを期待したいです。

その前に、いち早くテレビでお披露目となるのが、2月4日オンエアの「爆笑レッドカーペット」でのコラボカーペット。ここではナベアツ+雨上がりの3人編成ですが、ダイナミックな竹馬アクションを見せてくれます。2009年型の「アラフォー・アイドル」の勇姿、昭和アイドルをご存知の方も、平成しか知らないって方も、大いに注目してください。

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