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芋洗坂係長に続け!名・珍ネーミング大集合

最近、インパクト勝負なのか、不思議な芸名でブレイクする人が続出してます。なんで、そんな奇妙な名前にしたのか? 名前負けの危険は? それともこれこそ「ネーミングの妙」というものなのか? じっくり考えて見ます。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

名前は後から付いてくる?

画像の代替テキスト
世界のナベアツ写真集『3の倍数と3がつくページだけアホになります』
※ただただ、オモロー!!の一言。
芸人の世界では昔から「どんな妙な名前を付けても、本人が売れれば名前もそれなりに引き立ってくる」と言われてるようで。例えばダウンタウンというコンビ名も、なんとなく命名されたとの話で、さまぁ~ず、くりぃむしちゅーなどは、罰ゲームで改名させられたと聞くと、大いに納得できる説ではありますね。

とは言っても、目立ってなんぼの芸能界だけにインパクトのある名前を付ける芸人は、後を絶ちません。最近いちばん驚いたのは、やはり芋洗坂係長(本名:小浦一優)でしょうか。もともと劇団の公演の中で使われたキャラクターの名前だったものの、この名前でR-1ぐらんぷりにエントリーしたのをきっかけに、芸人としての名前になったと言います。

同じくキャラクターの名前が正式な芸名になってしまった例では、世界のナベアツ(本名:渡辺鐘)もそう。ジャズミュージシャンのナベサダ(渡辺貞夫)から名付けたそうですが、あの突き抜けた芸風と大げさな名前が、うまくマッチしているんじゃないでしょうか。

センスの光る芸名といえば

その一方で、かなり命名に知恵を絞ったんじゃないかと思われる芸名やコンビ名もあります。劇団ひとり(本名:川島省吾)という芸名を初めて聞いたときには、あまりに芸風と名前がシンクロしてて唸りました。

ただのもじりに見えて実はよく考えられてる名前に、アントキの猪木(本名:小松原裕)があります。現役時代の最高に輝いていた往年のアントニオ猪木を物真似するという芸風が、このネーミングにも込められています。

あと、命名理由は公表されてないものの、相当ひねったネーミングじゃないかと当ガイドが勝手ににらんでいるのがバカリズム(本名:升野英知)です。金言、警句、箴言といった意味のアフォリズムの「アフォ」を「バカ」に変えたのだとしたら、二ひねりくらいした命名でしょう。もちろん、彼のネタも名前負けせず相当ひねくれてます(笑)。

お笑い史上最も長い名前は?
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