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DVDでも大人気、内村プロデュースの魅力

百花繚乱のお笑いDVDの中で、いま最も勢いを感じられる作品が『内村プロデュース』です。今回はなんと、内村光良、さまぁ~ずの両名に突撃インタビューを敢行。作品の魅力を聞いてきました。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

伝説番組『内P』の真実!?

 
内村プロデュース ~黄金紀
お笑いDVDの品揃えをチェックしてみると、単独やユニットで開いたライブを収録したものや、DVD用のオリジナル作品も並ぶ中、やはり中心となるのは、人気バラエティをパッケージ化したものでしょう。この2月28日にリリースされた『内村プロデュース』(以下『内P』と略)にも、発売前から予約が殺到するほどの人気で、好調なセールスを記録しています。

番組では、内村光良はじめ、毎回大勢の芸人が普段見せないはじけた姿が人気を生み、熱烈なファンを育ててきました。従来のお笑いやバラエティとは一味違う「芸人番組」を作り出したこの番組のP(プロデューサー)内村光良と、レギュラーメンバーとして活躍してきた、さまぁ~ず、大竹一樹・三村マサカズの両人に、ある意味伝説となったこの番組について、どんな思いを感じているのかインタビューしてきました。

模索する中で生まれた「芸人番組」

「もともとは深夜帯の関東ローカルで始めたこともあって、相当マニアックでしたね」と、内Pこと内村光良さんは、いつもテレビで見せるお馴染みの笑顔で答えてくれました。番組がスタートしたのが2000年。当初は、タイトルどおりに内村が毎回何かをプロデュースするという企画でした。

「プロデュースしようとして…、失敗してた番組でしたね(笑)」(内村)。その当時の内容は、06年1月にリリースされた『内村プロデュース~創世紀』に収められています。「『模索紀』なんですけどね、実は(笑)。『迷走紀』とも言う」(内村)。

番組開始から数ヶ月経って、さまぁ~ずが加入することになったのも、「模索」のひとつだったかもしれない。しかしこれが、番組を大きく変えるきっかけになりました。「ただ一緒じゃないんですよ、番組に入ってきたのは。実は最終回まで、大竹はレギュラーじゃなかったんです(笑)」(内村)。

内Pは「模索」の時代をどう乗り切ったのか?
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