モルディブ/モルディブ基本情報

モルディブ旅行(基本情報・日本からのアクセス)(3ページ目)

“インド洋の真珠の首飾り“と呼ばれるモルディブは、タヒチと並んでハネムーナーの憧れのリゾートです。ひとつの島を丸ごとリゾートにした”1島1リゾート”での日々は、夢見たとおりの楽園の日々を叶えてくれることでしょう。ここではモルディブのアクセスや気候、気になる物価、そしてこの国ならではの独自のマナーなどをまとめてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ビザやパスポートについて

観光目的での30日以内の滞在にはビザは不要。ただし、帰りの航空券の所持と滞在ホテルの予約が求められます。30日以上の滞在についてはモルディブの出入国管理局への申請を行えば、最大90日まで延長が可能になります。

パスポートの残存有効期間は滞在日数以上であれば、OK。出国税は航空券に含まれているので、出国時に別途支払うことはありません。

モルディブの通貨・両替、そして気になる物価

メインレストランのビュッフェ。3食付いたプランなら、リーズナブル

メインレストランのビュッフェ。3食付いたプランなら、リーズナブル

モルディブの現地通貨はモルディブ・ルフィア(Rf)。Rf1=約6.72円(2009年11月現在)。ただし、リゾートでの支払いは基本的には米ドル(US$)になります。地元の人が暮らすマーレのショップやレストランでも米ドルが通用します。ただし、漁民の島では米ドルが使えるものの、お釣りはモルディブ・ルフィアで渡されることが多いようです。

日本から持っていく通貨は、迷わず米ドルを! リゾート内で日本円を米ドルに両替することも可能ですが、両替レートがよくありません。また、現地の空港でモルディブ・ルフィアに両替しても、使える場所がごく限られている(マーレや漁民の島など)ため、おすすめできません。お釣りでモルディブ・ルフィアをもらった場合は、現地で使い切るようにしましょう。

物価は滞在するリゾートによって大きく異なりますが、日本とほぼ同じくらいと考えておきましょう。食事に関しては、日本の高級レストランを想定した予算組みを。たとえば、朝食のみのツアーの場合、ランチ2000円、ディナー1万~1万5000円(アルコール含まず)が目安になります。

また、フルボード(朝・昼・夕の3食が含まれた宿泊プラン)ならば、食事に関しては飲み物代のみの支払いになります。飲み物代の目安は、ミネラルウォーターが3~5ドル、ミニバーのビールが3~4ドル、レストランでのビールが10ドルくらい。ちなみにマーレのレストランやショップは、リゾートよりも物価が低めです。

モルディブでのタブー

ローカルの暮らしが垣間見られる漁民の島

ローカルの暮らしが垣間見られる漁民の島

モルディブはイスラム教国であるため、飲酒は禁止されていますが、リゾート内となると話は別。リゾート島内やフルレ島にあるフルレ・アイランド・ホテルではお酒を楽しむことができます。ただし、マーレや漁民の島では飲酒はご法度。日本からアルコール類を持ち込むことも禁止されています。入国時にスーツケースをX線でチェックし、お酒が見つかった場合は、帰国時まで没収・保管されることに……。ほかに持ち込みが禁止されているものとしては、わいせつな出版物、豚肉、麻薬など。アルコール類のみ、帰国時に返してくれます。

逆に持ち出しが禁止されているものは、貝殻や砂、べっ甲、黒サンゴ(加工品を除く)など。貝殻や砂はついつい持ち帰りたくなりますが、ご注意を。

また、宗教上、マーレ(特にモスク)や漁民の島など、現地の人々の暮らしがある場所で、肌の過度な露出は避けましょう。そうした場所へ行く際、特に女性は肩やひざを隠した服装を心がけましょう。 
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