モルディブ/モルディブ基本情報

モルディブ旅行(基本情報・日本からのアクセス)

“インド洋の真珠の首飾り“と呼ばれるモルディブは、タヒチと並んでハネムーナーの憧れのリゾートです。ひとつの島を丸ごとリゾートにした”1島1リゾート”での日々は、夢見たとおりの楽園の日々を叶えてくれることでしょう。ここではモルディブのアクセスや気候、気になる物価、そしてこの国ならではの独自のマナーなどをまとめてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

憧れリゾート、モルディブってどんなところ?

1島1リゾートの集合体モルディブは、今やリゾート建築の実験場のよう

1島1リゾートの集合体モルディブは、今やリゾート建築の実験場のよう

一周歩いても30分程度の小さな島がおよそ1200集まり、26の環礁を形成するモルディブは、“インド洋の真珠の首飾り”と呼ばれています。そのうち約90あまりが、1島1リゾート・スタイルのリゾート島! ひとつの島を丸ごとリゾートにした島々では、夢のようなバカンスが待っています。ハネムーナーの憧れの存在、モルディブへ旅する前に知っておきたい基本情報と日本からのアクセスについてまとめました。 

1島1リゾートの集合体、モルディブの魅力

水上飛行機の移動中に見ることができる、空から見たモルディブ

水上飛行機の移動中に見ることができる、空から見たモルディブ

モルディブはおよそ1200の島々からなる島嶼国家。上空から眺めてみると、木々が茂る島々を核に白砂ビーチ、そしてラムネ色の浅瀬が縁取り、濃紺の海にぽつん、ぽつんと浮かんでいます。それはまるで、星雲が浮かぶ宇宙のよう。この光景は、水上飛行機の移動時に見ることができます。

モルディブの陸地の面積は298平方キロメートルしかなく、東京都の約0.13倍。ほとんどの島が一周歩いてまわれるほどのサイズで、どれも海面すれすれの平坦な地形です。そのうち、人が暮らしている島は200ほどで、リゾートの島が90ほど、残りのほとんどが無人島です。

 

水上コテージにプライベートプールをいち早く導入したフヴァフェンフシ(C)フヴァフェンフシ

水上コテージにプライベートプールをいち早く導入したフヴァフェンフシ(C)フヴァフェンフシ

モルディブでのリゾートのスタイルは、ちょっと特殊な1島1リゾート。島がひとつのリゾートとして完結しているのです。ゲートを抜ければローカルの暮らしがあるようなリゾートとは違い、島全体がリゾートの敷地で、そこにいるのはゲストとスタッフのみ! 白砂ビーチも美しいハウスリーフ(島の周囲の海)も、すべてゲストで独占できるというわけなのです。

ある意味、島を自由にデザインできるのですから、個性だって出しやすい! そのせいか、ここ数年は水中スパや水中レストランなど、まるでリゾート建築の実験場のような様相になってきています。

 

島(=リゾート)選びがなにより大切!

フヴァフェンフシには世界初の水中スパ、ライム・スパがあります(C)フヴァフェンフシ

フヴァフェンフシには世界初の水中スパ、ライム・スパがあります(C)フヴァフェンフシ 

モルディブでの滞在は、ずっと同じリゾートの中で過ごすのが基本(遠い環礁の場合の移動のためのマーレ泊を除く)。もし、そのリゾートが気に入らなかったとしても、隣のリゾートへ移るというわけにはいきません。

その上、島ごとに個性が異なるのも、選ぶ際に気をつけたいところ。必要最小限の施設しかない、自然が主役のリゾートもあれば、考えられるかぎりの施設を取り揃えた最先端リゾートもありますし、さらに客層によって静寂な雰囲気のリゾートもあれば、陽気なノリのリゾートもあります。ですから、自分が求めているバカンスが叶えられるか否か、島を見極めることがなにより大切!に、なるわけなのです。
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