モルディブ/モルディブ基本情報

モルディブ旅行(基本情報・日本からのアクセス)(2ページ目)

“インド洋の真珠の首飾り“と呼ばれるモルディブは、タヒチと並んでハネムーナーの憧れのリゾートです。ひとつの島を丸ごとリゾートにした”1島1リゾート”での日々は、夢見たとおりの楽園の日々を叶えてくれることでしょう。ここではモルディブのアクセスや気候、気になる物価、そしてこの国ならではの独自のマナーなどをまとめてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

日本からモルディブへのアクセス

スタッフから笑顔と歌声のお出迎え

スタッフから笑顔と歌声のお出迎え

モルディブの玄関口は首都マーレの近くに浮かぶ空港の島、フルレ島にあるマーレ・フルレ国際空港。成田からはスリランカ航空の直行便が飛んでいます。往路は月・木、復路はスリランカのコロンボ経由で水・日(2010年3月27日までのフライトスケジュール)と週2便づつで、所要時間は約10時間30分。

直行便以外では、次の4ルートが一般的です。
  • スリランカ航空利用のコロンボ乗継ぎ
  • シンガポール航空利用のシンガポール乗継ぎ
  • マレーシア空港利用のクアラルンプール乗継ぎ
  • バンコク・エアウェイズ利用のバンコク乗継ぎ
スリランカ乗継ぎとシンガポール乗継ぎは毎日、クアラルンプール乗継ぎは週5便、バンコク乗継ぎは週2便があります。バンコク乗継ぎ以外は同日着ができ、所要時間は約14~15時間です。

マーレ・フルレ国際空港到着後、空港のゲートを出ると、旅行会社の現地スタッフが待っています。現地スタッフが見つからない場合は、ゲートを出て右のホテルカウンターで自分のホテルを探しましょう。ここで現地スタッフに帰りの航空券を渡します。これはリコンファームのためですので、帰国時に空港で返却されますので、ご安心を!

北マーレ環礁や南マーレ環礁のリゾートに滞在する場合は、現地スタッフの誘導のもと、隣接した船着き場へ向かい、ボートに乗りリゾートへ。水上飛行機でアプローチするリゾートの場合は、日本からのフライトが夜着となるため、マーレで1泊することになります。マーレのホテル滞在ならばドーニ(伝統的な船)で渡り、空港の島にあるフルレ・アイランド・ホテル滞在ならば車で移動。

また、遠方の島の場合は国内線でさらに飛ぶことがありますが、国内線は夜間発着があるので、同日にインすることができます。

モルディブの気候と旅の服装、おすすめのシーズン

エンドレスサマーなモルディブでは通年、ビーチサイドで水着で過ごせます

エンドレスサマーなモルディブでは通年、ビーチサイドで水着で過ごせます

熱帯性気候に属し、平均気温26~33との高温多湿気候のモルディブ。12~4月が乾季、5~10月が雨季と、大きく二つに分かれます。とはいえ、乾季でも雨が降ることがありますし、雨季だからといって雨が降り続くというわけでもありません。雨季といってもスコールが日に1、2回訪れる程度です。

雨季というと、旅行を避けたい気分になりますが、モルディブでは実は狙い目だったりもします、特にダイバーにとっては。というのも実は、アリ環礁南部のジンベエザメやマンタのオンシーズンなのです! そして、雨季はプランクトンが増えるため、やや海の透明度が下がるものの、魚影が濃くなります。ただでも魚影濃厚なモルディブがさらに濃くなり、大物とも出会える可能性がアップするのですから、ウハウハ。ちなみに平均気温は24~28℃です。そして、雨季は予約激戦のリゾートに泊まりやすくなったり、ツアー料金が下がることも大きなメリット。もちろん天気の話なので一概には言えず、運が悪いと雨が続くこともあります……。

モルディブの美しさは太陽の光で一層、磨きがかかります

モルディブの美しさは太陽の光で一層、磨きがかかります

服装は夏服を用意すれば、基本的にOK。ただ、エアコン対策などにカーデガンやパーカなどをもっていくと、便利です。また、リゾートによってはファインダイニングのあるところがあり、そのテの場所でのディナーにはちょっぴりオシャレしたいもの。もちろん、きっちりとしたフォーマルである必要はなく、女性ならビーチドレス、男性なら襟付きシャツが一枚あると、キマリます。日差しが強いので、サングラスや日焼け防止対策はお忘れなく。

 
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