タキシム~ガラタ地区(ヨーロッパ側・新市街)
真夜中まで人通りが絶えることがない、イスティクラル通り
まず、タキシム広場に着いたら、イスティクラル通りを散策しましょう。この通りの入り口近辺は渋谷のセンター街のような雑踏でファーストフード店などが立ち並ぶエリアですが、進むにつれ昔から残る伝統的なお店がちらほら見えてきます。
古き良きレストラン街、チチェキパサージュ
チチェキパサージュ裏手にはメイハネ(トルコ居酒屋)が軒を連ねるネヴィザーデというエリアがあります。魚市場の隣にあるだけに魚介類の前菜(メゼ)やおつまみが豊富で、夜が更けてくるとファスルと呼ばれるトルコ音楽を奏でる人々も出てきます。メゼと一緒にラクをちびちびやりながらファスルを聞く…… なーんていうザ・トルコ人的な夜を味わいたい人には是非お勧めのエリア。また、近くにはPANOというワインバーもあり、夜になると若者たちがワインを楽しみに集まります。トルコ名産ワインやハウスワイン、おつまみのメニューも豊富でトルコチーズの種類なども揃っているで、ワイン好きは是非お試しあれ。
同じイスティクラル通りの中腹を左手に曲がると、その先に「フランス小路」と呼ばれるカフェエリアがあります。昔のフランスの雰囲気を再現した小さなエリアで、ちょっと休むのにはちょうどいい雰囲気。
道にまでテーブルがあふれる盛況ぶり、アスマルメスジット通りのレストラン
トゥネル広場からさらに先へ向かう道には、左右に楽器店が多く並びます。世界的に有名なトルコ産シンバルや、トルコの古典楽器サズなどが販売されており、音楽好きには興味深いエリア。少し行った左手に古楽器博物館もあります。400年に渡るトルコの古楽器が展示されており、日曜日にはイスラム神秘教団、メヴラーナの旋回舞踏のショーも行われています(古楽器博物館は2010年10月現在、修復工事のため一時閉館中)。
ガラタ塔最上階からの日没鑑賞はいかが?