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須磨学園中学校(3ページ目)

2004年に開校した須磨学園中学校。80年以上の歴史を有し、京都大学、大阪大学などの難関大学への合格者も輩出しています。その高き目標へと導く完成された独自のプログラムを展開している須磨学園をご紹介しましょう。

籔 孝昭

執筆者:籔 孝昭

学習・受験ガイド

 

須磨学園中学校、科目別入試傾向

■算数
大問5題の出題形式が定着している。全体的には、難易度の高い問題が多く出題されており、確実に解ける問題で得点していく必要がある。計算問題は複雑で、整数や分数などの数の性質に関する問題も毎年出題されている。文章題分野では、条件を考える問題・推理問題の出題傾向が高い。図形分野では、難易度の高い問題が幅広く出題される。

■国語
文章の内容理解から、漢字や文法の知識など幅広く出題されている。長文問題は論説文、または説明文が1題、物語文が1題の2題。長文問題の文章はかなり長いので、速く確実に読解する力が求められる。漢字の読み書きや慣用句に関する問題も出題されるので、しっかり得点できるようにしたい。

■理科
環境問題や時事問題も出題されている。物理分野では、「てこ・ばね」の出題傾向が高い。化学分野では「水溶液」に関する問題がよく出題されている。生物分野では、「ヒトに関する問題」と「植物に関する問題」の出題傾向が高い。化学的分野については、「天体」が毎年のように出題されている。

■社会
標準的なレベルの問題が多いが、難問も一部出題される。記述式の問題が多いので、正確な知識が求められる。時事問題も出題されるので、ニュースや新聞などで重要なトピックスはおさえておく必要がある。

須磨学園中学校、合否を分けるもの

須磨学園中学の入試日は3回設定されていますが、第3回目入試は統一入試日で上位校を受験した生徒が併願受験するので、合格難易度は高くなります。入学志望している場合、外したほうが賢明でしょう。

3教科型・4教科型ともに国語・算数の配点が高く、かつ難易度が高い問題が出題されるので、確実のに解ける問題をミスなく得点することが合否の分かれ目になってきます。ケアレスミスのないようにしてください。
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