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2009年の宝塚歌劇総集編(3ページ目)

今年も熱く華やかで感動の舞台を見せてくれた宝塚歌劇。創立95周年の2009年の宝塚歌劇団を振り返ってみましょう。あなたにとっての1番の話題は何ですか?

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

2009年より、これまで年8回だった本公演が年10回公演となりました。そのため、ひと公演があっという間に終った感がありますが、10作品が楽しめました。

その10公演の内、4公演がトップのサヨナラ公演でした。
星組『My dear New Orleans』『ア ビヤント』で安蘭けいと遠野あすか。
雪組『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』で白羽ゆり。
宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは・・・』で大和悠河と陽月 華。
月組『ラスト プレイ』『Heat on Beat!』で瀬奈じゅんが退団しました。

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『エリザベート』-愛と死の輪舞-
(C)宝塚クリエイティブアーツ

話題作となったのは、7度目の上演となった月組『エリザベート』-愛と死の輪舞-。ルキーニ、エリザベートを経て、主役トートを瀬奈じゅんが堂々と熱演。
宙組の若手男役・凪七瑠海がヒロインのエリザベートに大抜擢されたことも話題となりました。

『エリザベート』の他に再演物は、全国ツアーで花組『哀しみのコルドバ』、星組『再会』、雪組 『情熱のバルセロナ』。博多座公演の宙組『大江山花伝』。梅田芸術劇場公演の花組『ME AND MY GIRL』。
どれもがファンの方々に親しまれてきた作品ばかりでした。

専科の轟 悠主演の星組公演『コインブラ物語』は赤坂ACTシアターとシアター・ドラマシティで上演されました。


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『太王四神記』
(C)宝塚クリエイティブアーツ

ペ・ヨンジュンさん主演の人気韓流ドラマ「太王四神記」が、壮大なミュージカルになりました。花組・真飛 聖主演、そして星組では『太王四神記 Ver.II』となり柚希礼音主演で上演されました。

また大空祐飛・野々すみ花トップお披露目公演となったのが、宙組『カサブランカ』。あのアメリカ名作映画「カサブランカ」の初のミュージカル化です。

宝塚歌劇とゲームの初コラボレーションとなったのが、宙組・蘭寿とむ主演の『逆転裁判』。好評につき『逆転裁判2』も上演されました。

そして、水谷豊さん主演の人気ドラマ「相棒」までもが宝塚に! 右京さんを演じるのは花組・真飛 聖。現在公演中!

このように「宝塚版○○」が目立った年でもありました。

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