その理由の一つは、宝塚バウホールが今年創設30周年を迎えたため、バウホール上演作品がすべて再演物となったからと言えるでしょう。
バウホールだけではなく、本公演や全国ツアー、特別公演にも、魅力的な再演作品がラインナップされました。
では上演日程順に、過去の配役、現在の配役なども含めご紹介いたします。
*まだ配役発表されていない箇所に関しては、発表後更新。
月組 バウ・ワークショップ『ホフマン物語』-オッフェンバックによる-
1978年、花組にて初演。
誰もが聴いたことのある「ホフマンの舟歌」で有名なオペラ。バウホール柿落としとなった記念すべき第一作目です。
出演者は2組に分かれました。まずは、すでに退団を発表していた花組トップスター・安奈 淳を主演にあてた本公演と同じく豪華メンバーで上演。
その後数日間は「若手に活躍の場を」というバウホール創設理念の下、寿ひずる主演による若手メンバーで上演されました。
注)バウホールでの初演は1978年ですが、1950年、春日野八千代主演、雪組にて同名作品が上演されています。
2008年も2組に分かれて上演。またその中でも役替わりを行うなど一人が数役を演じることも。
これは『ホフマン物語』に限らず、“バウ・ワークショップ”と題された各組のバウホール作品が若手により上演されます。
脚本・菅沼潤、脚本・演出は谷正純。
主演は前半が明日海りお、後半が青樹 泉。
1月2日(水)~1月13日(日)宝塚バウホール
1月19日(土)~1月29日(火)宝塚バウホール
1978年 |
1978年 4/18~4/23 |
2008年 1/2日~1/13 |
2008年 1/19~1/29 |
|
ホフマン | 安奈 淳 | 寿ひずる | 明日海りお | 青樹 泉 |
アントニア | 上原まり | 北小路みほ | 羽咲まな/青葉みちる | 夢咲ねね |
オランピア | 邦月美岐 | 如月巳麗 | 夢咲ねね/美鳳あや | 花陽みら/夢咲ねね |
ジュリエッタ | 北原千琴 |
麻里 光 | 青葉みちる/夢咲ねね | 美鳳あや/夢咲ねね |
ニクラウス | 松あきら | 真汐ちなみ | 宇月 颯 | 明日海りお |
クラーラ | 美野真奈 | 松風都巳 | ||
ミューズ | 美鳳あや | 明日海りお | ||
悪魔 他4役 | みさとけい | 宝 純子 | 青樹 泉 | 星条海斗 |
花組 サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人-
1993年、花組にて初演。 作・演出は正塚晴彦。 2008年は真飛 聖主演。花組トップスターとしてのお披露目公演でもあります。 2月2日(土)~2月25日(月)中日劇場 |
|
(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ |
1993年 | 2008年 | |
ダニエル | 安寿ミラ | 真飛 聖 |
フェリシア | 森奈みはる | 桜乃彩音 |
スタン | 真矢みき | 壮 一帆 |
フォンダリ | 未沙のえる | 愛音羽麗 |
マチウ | 愛華みれ | 悠真 倫 |
バロット | 真琴つばさ | 未涼亜希 |
ティーナ | 華 陽子 | 野々すみ花 |
ルシル | 詩乃優花 | 桜 一花 |
ベルチェ | 磯野千尋 | 夏美よう |
レジーナ | 美月亜優 | 舞城のどか |
ロジェ | 宝樹芽里 | 華形ひかる |