宝塚ファン/宝塚歌劇団 トップスターの変遷

専科・汐風 幸―退団

2003年8月3日――専科の汐風 幸さんが、宝塚歌劇団を卒業しました。片岡仁左衛門丈の長女。“宝塚の男役”でいると同時に“一人の役者”であり続けた人。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

8月3日――専科の汐風 幸さんが、月組公演『花の宝塚風土記』『シニョール ドン・ファン』にて宝塚歌劇団を退団されました。
また、月組の麻真もゆさんも同じく退団されました。

幸ちゃんこと汐風 幸さんは、1988年4月『キス・ミー、ケイト』で初舞台を踏みました。
同期生には、宙組トップ・和央ようかさん、専科・初風緑さん、元娘役トップの麻乃佳世さん、白城あやかさん、渚あきさん、森奈みはるさんらが。    

1988年花組に配属。1991年月組に組替え。1997年雪組に組替え。2000年専科に移籍。

<主な舞台歴>

【花組時代】
1990年4月『ベルサイユのばら』~フェルゼン編~新公でオスカル

【月組時代】
1991年 7月『ベルサイユのばら』~オスカル編~
        第一部のオスカルで新公初主役
1992年 2月『ボンジュール・シャックスパー!』
        ウィリー・シャックスパーでバウ初主演。
1992年 7月『PUCK』ヘレン
1993年 4月『グランドホテル』新公でオットー
1995年 8月『ME AND MY GIRL』パーチェスター
1996年 6月『銀ちゃんの恋』平岡安次

【雪組時代】
1997年12月『春櫻賦』喜楽坊遊三
1998年 6月『心中・恋の大和路』亀屋忠兵衛
1999年 4月『ノバ・ボサ・ノバ』ルーア神父


【専科時代】
2000年 9月『凱旋門』ボリス
2000年11月『花の業平』藤原基経
2002年 8月『長い春の果てに』ナタリー
2003年 4月『シニョール ドン・ファン』ロドルフォ・ドメス

2001年梅田コマ劇場にて『桜祭り狸御殿』ゲスト出演。
2002年にはル テアトル銀座での『私生活』に外部出演。
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