宝塚ファン/宝塚歌劇を楽しむ

愛称はこんな風にして付けます(2ページ目)

芸名と並んでファンの方々に親しまれるタカラジェンヌたちのニックネーム=愛称。この愛称を決めるのにもちょっとしたツボがあったりして。たかが愛称、されど愛称。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

ケースその2 “もっちゃん”

いいじゃない? 桜木テキには全然OK。“もっちゃん”スキです。そして何ら問題はありません。坂本? 守山? 森尾? ウン大丈夫だ。それにこーゆう雰囲気の愛称の方、結構いらっしゃるし。でも考え込んでしまう人もいたりします。なんか……ちょっと……イメージが……と。


ケースその3 “さっちゃん”

“さっちゃん”→幸子。童謡にもあるように、これもすぐに足がつきます。しかし本名を公表してはいけないと言っても、フルネームでなければ構いません。名前の部分をそのまま愛称にしているタカラジェンヌは多いです。そう。問題なし。

ところが……だ! もし!“さっちゃん”という愛称の生徒が、現在ほかにも存在していたら? これがさらなる試練。


【同じ組に“さっちゃん”が二人存在】説

結論から言うとマギラワシイっ! 「さっちゃ~ん!」と呼ぶと「は~い!」と振り向く人が二人いるということです。スタッフが「さっちゃん! もっと足、上げてぇ!」と怒った場合「ワタシ? それとも、もう一人のワタシ?」となってしまいます。二人を区別するために「研7のさっちゃん」とか「研3のさっちゃん」と表現するのも面倒くさい。


【組は違うけど“さっちゃん”が二人存在】説

違う組なら、そんなにパニックすることもないでしょう。でもファンの方はマギラワシイとは思いません? “さっちゃん”の話をする時に、イチイチ「○組のさっちゃんがぁ~」とか「若い方のさっちゃんがぁ~」なんて。

ゆえに――誰かとカブラない愛称を付ける――というのが
暗黙の掟となっているのです。
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