<中略>
その後ペイさんは……こんなことをしでかしたにもかかわらず、とってもかわいがって下さいました。心の広い人だ。そうだ、ヒトミさんが休演するからこんなことに……いえいえ、メル友ならぬ手紙友のヒトミさんを売ってはいけない。私はユダじゃない。
やっぱり悪いのは私。いけないのは全部私。今でも代役の夢を見る私……星子でした☆
【編集後記】
現在再演されている『琥珀色の雨にぬれて』。3月初旬に観劇しました。懐かしさにウルウルし、匠ひびきさんがこの作品で最後だと思うとウルウルし。
そして例の場面で「ここだぁ…」と頭を抱えてしまいました。今更ながら恥ずかしい……
【20号 7月17日発行】
クローズアップでお約束した、えーーっと確か、代役の挨拶ですね(最近さらに物忘れがひどくてね)。
代役をする人は開演30分前になると挨拶に回る。他の人は化粧前でお化粧している時間。挨拶の言葉は決まっていて、それをまずご紹介。代役をするのが★★★★としよう。休演者は◆◆◆◆としよう。
「おはようございます。失礼します。研○の★★★★ですが、本日◆◆◆◆さん休演のため「(芝居やショーのタイトル)」の○場、○(役名)の代役をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」……すごい私.……覚えていた……
これをですねぇ、代役する人全員が楽屋のすべての部屋に回るわけ。回る部屋はもちろん上級生の部屋から。
挨拶する側も上級生順。だから代役をする中で一番下級生は、なかなか終わらない。
これが終わると、組んで踊るなど、舞台で特に関係する相手にも同じく回る。ちなみに代役が終わった時も“代役をさせていただきました”バージョンの挨拶が同じようにある。
今だから言おう。大声では言えないが……代役の挨拶をする度に「何でこんなことしなきゃなんないの?」とヒジョーに疑問に思った。だって! 大切なのは、無事に代役を務めることでしょーが! そのためには、振りetcを完璧に覚える方が先だと思わない?