ドラマ/冬ドラマ情報

冬ドラマはまっすぐ進むか、ねじれるか(後)(3ページ目)

冬ドラマ後半戦は混戦模様、優位にたつのは主演のポテンシャルか原作の確かさか、それともドラマオリジナルの濃厚な味?

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

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1月23日(土)スタート

『ブラッディ・マンデイ』

三浦春馬 2010年 カレンダー
三浦春馬 2010年 カレンダー
放映:TBS系 土曜19:56~20:54(初回は19:00~20:54)
原作:龍門諒、恵広史
脚本:渡辺雄介
演出:平野俊一、麻生学、渡瀬暁彦
プロデューサー:神戸明
協力プロデューサー:石丸彰彦
主題歌:flumpool「残像」

出演:三浦春馬、佐藤健、吉瀬美智子、松重豊、芦名星、川島海荷、藤井美菜、徳永えり、成宮寛貴、竜雷太、中原丈雄、満島ひかり、黒川智花、高嶋政宏、吉沢悠

史上最悪のウイルステロから2年後、あの折原マヤ(吉瀬)からの電話により九条総理(竜)はサードアイを招集。そこには霧島悟郎(吉沢)の姿はなく、指揮を取るのは萩原太朗(高嶋)。一方、多くの仲間を失った高木藤丸(三浦)は、浪人生としてひっそりと暮らしていたが、「オリハラマヤ」と名乗る謎の女殺し屋に襲われ、謎の留学生・水沢響(黒川)と逃げるはめに。さらに九条音弥(佐藤健)と朝田あおい(藤井美菜)の目の前でも、音弥の祖父である九条総理が狙撃されてしまう。そして核爆弾でハイジャックされた旅客機には、J(成宮寛貴)の姿が……

パート2で同じような雰囲気でしょうがスタッフ面では違いが。前作では脚本兼プロデューサと中心にいた蒔田光治が抜け(『TRICK』10周年の仕事と重なったのか?)、代わって協力プロデューサーとして石丸彰彦が加入。昨年は映画『ROOKIES』にドラマ『MR.BRAIN』『JIN』など最近のTBSのヒット作にほとんど加わっています。よりおもしろくなることを期待。

『左目探偵EYE』

放映:日本テレビ系 土曜21:00~(初回は~22:14)
脚本:秦建日子
演出:大塚恭司、佐久間紀佳
プロデューサー:伊藤響、大塚泰之
主題歌:Hey!Say!JUM「瞳のスクリーン」

出演:山田涼介(Hey!Say!JUMP)、横山裕(関ジャニ∞)、石原さとみ、岡田義徳、片平なぎさ、はるな愛、渡辺いっけい、佐野史郎、クリスタル・ケイ

兄・夢人(横山)から左目の角膜移植を受けたことにより不思議な映像が見えるようになった中学生・田中愛之助(山田)。その映像は死んだと思われた兄がたてた犯罪計画であることがあきらかになったスペシャルドラマ版から三ヶ月。新たな映像が愛之助の左目に現れ、兄との本格的な対決が始まる。

スペシャル版は『金田一少年の事件簿』に代表されるカルトミステリー路線がこの枠にひさびさに帰ってきた、という感じでした。その続きだから連ドラも同じでしょう。違うのはスペシャル版で刑事役だった寺脇康文が木曜ミステリー『853~刑事・加茂伸之介』主演のため京都に転勤になったことぐらいで。なかなかおもしろかったと思うんですが、スペシャル版の視聴率は9%台とイマイチ。ジャニーズファン以外にどこまで広げられるかがポイントでしょう。
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