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「オフクロからハハー」呼方で中身も変わる(4ページ目)

お母さん、おふくろさん、ママ、ハハーっと時代により母親の呼び方が変わり、ドラマの中での描かれ方も変わる。その変遷を振り返ります。

お母さん女優は実生活で子どもがいない

以前からいわれていることですが「お母さん女優には実生活で子どもがいない」ということがあります。

京塚昌子、森光子、山岡久乃を筆頭にたしかにそうで、年齢順にみて子どもがいるのが明らかなのは浜木綿子(息子は香川照之)からです。
一番大きな理由は、昔は出産すると女優としてキャリアを重ねるのがむずかしかったということなんでしょう。岡江久美子あたりから医療や美容の進歩によりその問題は少なくなっています。
演技的には実際に子どもがいないからこそ、個々の作品について子どもとの関係を深く掘り下げられるということもあると思います。

それに実生活でもよい母親イメージがつくと、三田佳子のように実子が事件を起こしてイメージダウンしてしまうという危険性もありますね。


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