事件ものは冬クールではテレビ朝日+東映の『相棒』はもちろん『おみやさん』も絶好調。それ以外の普通のドラマ枠でも『キイナ』と『ヴォイス』の事件ものが視聴率ワン・ツーで人気があります。
そして家族ものは王道ホームドラマとはちょっと違います。ベタど真ん中の『夫婦道』以外は疑似家族の『アタシんちの男子』、父娘であることをしらない『白い春』、少年犯罪に悩む『アイシテル』、兄妹ものの『ぼくの妹』などさまざま。『婚カツ!』も家族をつくるためだからこの仲間にいれてもいいか?
それでは17日(金)までにスタートする前半戦の紹介です。
・4月11日(土)と13日(月)スタートはこの下
・4月14日(火)スタート
・4月15日(水)と16日(木)スタート
・4月17日(金)スタートと前半戦のまとめ
4月11日(土)スタート
『ゴッドハンド輝』
ゴッドハンド輝45(コミック) |
放映:TBS系土曜19:56~
原作:山本航暉
脚本:深沢正樹、飯田譲治
演出:下山天、塚本連平
プロデューサー:遠田孝一、清水真由美
出演:平岡祐太、水川あさみ、村川絵梨、荒木宏文、中林大樹、長谷川朝晴、宮地雅子、朝倉あき、林丹丹、八神蓮、大久保麻理子、綾那、寺脇康文(特別出演)、要潤(友情出演)、小林隆、別所哲也、渡部篤郎
舞台は“ヴァルハラ=神々の座す処”と呼ばれる名医ぞろいの安田記念病院。それなのに主人公はドジでいつも周囲を不安にさせる新人外科医・真東輝(平岡)。しかし人命が失われそうなピンチに陥ったとき輝の胸にある手のひら形のあざが光り「神の手」が宿る。あざは幼いころの大事故で天才外科医だった父親が自分の命と引き換えに施した心臓マッサージのあと。これにより輝は「絶対的な天運」を生み出し、決して患者を死なせなくなる。
全6話と短く、かつすでに「次は木村拓哉主演」と報じられ(出演俳優がブログで漏らしてしまい予定より早い発表に)、始まる前から消化試合?という雰囲気。さらに主題歌を歌う予定だった「ONE OK ROCK」のギタリストが逮捕されたため変更とケチがついてます。
しかしなにげに飯田譲治が加わっているのが注目点。遠田Pと下山Dと『喜多善男』組です。それに遠田Pは『ドラゴン桜』『時効警察』など意外なところでヒットをとばすので油断できません。
4月13日(月)スタート
『ハンチョウ~神南署安積班』
警視庁神南署 |
放映:TBS系月曜20:00~
原作:今野敏
脚本:石原武龍、奥村俊雄、難波江由紀子
演出:酒井聖博、竹之下寛次、和田旭、竹村謙太郎
プロデューサー:橋本孝、遠藤正人
出演:佐々木蔵之介、中村俊介、塚地武雅、黒谷友香、賀集利樹、山口翔悟、細川茂樹、田山涼成、近童弐吉、鈴木拓、渋谷飛鳥、安めぐみ、近野成美、奥貫薫、市原悦子(第一話ゲスト)
舞台は東京・原宿にある新設警察署・神南署の刑事課・強行犯係「安積班」。安積剛志班長(佐々木蔵之介)を中心とした六人の刑事たちが、署の小ささ故に本庁や渋谷署から軽く扱われながらも地道に捜査していく姿を描く。安積班長は捜査途中では口をはさまないが必要なときには身を挺して部下を守り、お互いに強い信頼関係で結ばれている。
枠の名前が「パナソニックドラマシアター」になって初の現代劇。「ナショナル劇場」の頃はファミリー向けのイメージの枠でしたが、そこからハードボイルドな雰囲気にどこまで変われるのか?これがテレビ朝日系水曜21時だったら安心できるんですけど、この枠は『特命!刑事どん亀』とかつくったりするので油断できません。