出そろったところで4月
TBS系木曜21時、現在放送中『渡る世間は鬼ばかり』に続いて4月から放送は07年4月に武田鉄矢・高畑淳子主演で放送されたドラマの続編『続・夫婦道』。茶園業を営む高鍋夫妻(武田・高畑)を中心に、夫婦、親子、兄弟姉妹、ご近所付き合いの日常のささいな出来事「ただごと」描くドラマ。共演も山崎静代、たくませいこ、本仮屋ユイカ、鈴木悠人、橋爪功、石倉三郎と前作と同じメンバー。
スタッフも、柳井満プロデューサー、脚本の清水有生、演出の清弘誠と大岡進が担当と不変。
09年は『金八先生』定年退職の年なのですが、07~08年放送の第8シリーズは低調。武田・高畑に金八組中心のスタッフが制作する『夫婦道』をこのタイミングで放送するということは『金八』最終シリーズはなく、スペシャルで終わるということでしょうか。
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・TBS『続・夫婦道』公式サイト
全民放系列制覇?
駅路 (新潮文庫―傑作短編集) |
銀行を定年退職した男性が、その直後に失踪。担当刑事(役所)は、さまざまなナゾにぶち当たり、その結果、一人の女性(深津)が浮上する。
『駅路』という向田脚本があったか?と思いましたがドラマ化タイトルが違っていて、NHKが77年に放送した土曜ドラマ・松本清張シリーズ『最後の自画像』(いしだあゆみ主演)でした。
91年は「松本清張作家活動40周年記念」として日本テレビ、TBS、フジ、テレビ朝日が毎月清張作品をドラマ化していました。生誕100年記念も残るTBS、日テレ、さらにテレビ東京まで記念作品がありそうです。
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・gooニュース:清張ドラマの大本命!役所×深津×向田
原田芳雄手術で
俳優の原田芳雄が大腸ガンだったことがあきらかに。手術は11月に終わって現在は休養中。そのあおりをうけたのがNHKが土曜ドラマ枠で1月に放送予定だった『白州次郎』。原田芳雄は白州次郎が仕えた吉田茂首相という重要な役で、すでにある程度収録もしていたため代役は立てずに放送延期。第一話を2月28日、二話を3月7日、最後の三話は4月に収録を再開してその後という変則スケジュールに。
手術前に1,2話は収録、最終回の3話目のみ残っていたため、代役はたてずに放送延期。穴埋めは寺尾聰主演『刑事の現場』の再放送。同じく全3話だったのでちょうどよかったようです。
NHK土曜ドラマ枠で延期されたのは柴田恭兵の肺がん手術による『ハゲタカ』と木村多江妊娠による『上海タイフーン』に続いて。『白州次郎』については一部報道で「予算の使いすぎで第三話の収録が遅れている」というのがあったのですが、真相はこういうことだったんですね。
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・gooニュース:原田芳雄が大腸がん手術、NHKドラマ延期