干物女の後は『働きマン』
働きマン (1) (Hardcover Comic) |
『働きマン』は主人公・松方弘子のニックネーム。週刊誌「JIDAI」の編集者で28歳独身だがデートよりも仕事を優先。「男スイッチ」が入ると仕事モードに突入し寝食も忘れ、男性顔負けの働きぶりをみせる。原作コミックは恋愛や職場の人間関係のリアルさが共感を呼び、また「仕事したなーって思って死にたい」と主人公が情熱を持って仕事に向き合う姿が強く支持され、アニメ版は昨年フジテレビで放送され深夜枠ながら平均視聴率4%と好評でした。
菅野美穂も原作コミックのファンで、髪を切り、茶髪に染めて番組宣伝用の写真撮影にのぞんだところ、原作者から「そっくり」とのお墨付きつき。
菅野美穂を『あいのうた』でも起用した加藤正俊Pは「シリアスからコメディーまで演じられる女優で、働いている人みんなが共感できるキャラクターを演じてもらうのにぴったり」とコメント。
現在の水曜22時枠で放送中『ホタルノヒカリ』の干物女とはまた違った現代の女性を描きます。
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・gooニュース:働きマン」連ドラ化!主演は菅野美穂
モモタロスではなく桃子が過去へとぶ
10月からのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠は北川景子連ドラ初出演となる『モップガール』。『モップガール』は雑誌「きらら」連載、加藤実秋作の小説が原作で、ヒロイン桃子(北川)が葬儀会社の社員として遺体回収作業などをモップを持って働くことから。その桃子、現世に強い思いを残したまま死んだ人の遺体に出会うと、時をさかのぼる特殊能力を持ち、死者を救う旅に出る。
『ワイルドスピード3』でハリウッドデビューし売り出し中の北川景子、これまではクールで勝ち気キャラだったのが、今回はジミでどんくさく学生時代のあだなは「貧弱ちゃん」、しかし頑張りやの180度違ったキャラを演じる。
共演に現実主義者で毒舌家かつ究極の二重人格?の先輩に谷原章介、そして高岡蒼甫。
蛇足ながら表題の「モモタロス」は『仮面ライダー電王』にでてくるキャラクター。電王も過去に戻ってゲストの問題を解決してます。
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・テレビ朝日『モップガール』公式サイト
5人娘の長女の夫から5人娘の父
TBS系13時の愛の劇場枠、9月からは前田吟演じる定年退職したばかりの父親が5人の娘(つぐみ、桜田聖子、原田佳奈、宮沢静香、麗美)とドタバタを繰り広げる『家に五女あり』。実生活の子どもは男ばかりの4人という前田吟、ドラマでの5人の娘に「女の子はにぎやかだけど、育てるのが難しく大変」といいながらも新人女優が多い娘たちとの共演については「新鮮で若返らせてくれた。彼女たちが、この業界で羽ばたける手助けができれば」とコメント。前田吟、『渡る世間』では5人姉妹の長女の夫もやってます。
原作は昭和の高度経済成長期にサラリーマンを主役にしたユーモア小説で人気のあった源氏鶏太の『家庭の事情』。団塊世代の定年退職が話題になる現代にあった作品になる?
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・yahooニュース:前田吟、5人の娘で若返り