さまざまなドラマ情報を週刊でお送りします。
・「コトー判事の事件簿」
「こちらは検事」
「戦争についてリアルに描く」
はこの下
・「不幸の似合う女優の生き甲斐」
「『いかにも』地元のスターでござる」
「森昌子はやっぱり『お母さん』」
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コトー判事の事件簿
マチベン DVD-BOX |
若い裁判官が鹿児島県の南、架空の大美島(おおみじま)に赴任、一見頼りなさそうに見えるが熱い使命感は秘めて、離婚や少年犯罪、交通事故、殺人事件などあらゆる事件を裁き、島の人々との触れ合いを通して成長していく姿をえがく。
共演に戸田菜穂、桝岡明、寺田農、浅野温子ら。
脚本は『サラリーマン金太郎』などの中園健司。
土曜ドラマでは6月末から渡哲也主演の『新マチベン~オトナの出番』がスタート。法曹ものに力を入れています。
【関連リンク】
・NHK:番組からのおしらせ
こちらは検事
フジ系スペシャルドラマ『法の庭』で松雪泰子が主演。原作は週刊ヤングジャンプ連載中の同名コミック。検事の天海(松雪)、弁護士の小泉(山口智充)、判事の田所(吉田栄作)が、法廷で三者三様の思いをぶつけ合い、法廷を舞台にしながらも30代半ばを過ぎた男女がこれからどう生きていいかを描く。
松雪泰子のドラマ主演は03年のスペシャルドラマ『海のオルゴール』、出演も04年の『砂の器』以来とひさしぶりのドラマ。役作りに実際の法廷を見学にいき「はじめから警察がある程度の方向性を決め、被告人にある程度の刑罰を与えている」とショックをうけ、ドラマの中でそういった事実を伝える代弁者になりたいと意欲を。
7月27日放送。
フジテレビも7月14日に土曜プレミアム枠で仲間由紀恵主演の『島根の弁護士』もあり、法曹ものが続きます。
【関連リンク】
・gooニュース:松雪泰子“検事”が3年半ぶりドラマ主演…フジ系「法の庭」
戦争についてリアルに描く
中沢啓治が実体験に基づき戦争、原爆を描いた名作コミック『はだしのゲン』、過去に実写映画化・アニメ化はされていますが、フジテレビで今夏はじめてスペシャルドラマ化。秋川雅史が歌う「千の風になって」をモチーフに原爆投下前後の広島を舞台に賢明に生きる家族の姿を描く。両親は中井貴一と石田ゆり子、少年ゲンにはオーディションで選ばれた小林廉。
広島県福山市のみろくの里と佐賀県武雄市(『がばいばあちゃん』のロケ地)に原爆投下前の広島の街を再現、また茨城県に原爆投下後の広島の町をオープンセットを建設、CGともあわせて原爆によって変わり果てた広島の姿をえがく。
8月10、11日の二夜連続放送。
またフジテレビは「千の風になって」を主題歌、モチーフに「生と死、命」を描く実話をもとにしたドラマを『はだしのゲン』を含めて三作制作。もう一作は視聴者の「千の風になって」体験を公募したエピソードを映像化するドキュメンタリードラマで8月3日放送。
あと一作は未発表。
【関連リンク】
・gooニュース:「はだしのゲン」初ドラマ化!中井貴一&石田ゆり子が主演