ドラマ/夏ドラマ情報

速報!ドラマ情報2005年 8月号 主演より奥菜恵の方が話題って…(4ページ目)

10月からの新ドラマに離婚したばかりの奥菜恵が登場。設定が現実とからみます。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド


名古屋の象は戦争でも生き残っていた

NHKが12日に放送する戦後60年企画ドラマ『象列車がやってきた』は戦争時の名古屋・東山動物園の二頭の象の物語。

戦争での象といえば上野動物園のトンキー・ワンリーが有名ですが、こちらは園長(三浦友和)の努力で生き残り、戦後、子供たちにあうために象列車でかえっていく。

実の父親は豹に殺された飼育員だった園長の養女に池脇千鶴、他に山本太郎、杉本哲太、八千草薫、田中邦衛ら。


フジに続きTBSもナイター延長時間の短縮

フジテレビはすでにナイター中継の延長時間を最大15分に変更済みですが、TBSも8月17日放送の中日・巨人戦から同様に最大15分に変更。

8月4日のフジテレビ、『電車男』の前のナイターでこれは最大延長15分かな、と予想してたら10分でした。チュ~トハンパやなぁ。はやく延長を撤廃してください!


『火垂るの墓』松嶋奈々子で実写ドラマ化

野坂昭如の小説で、スタジオジブリ制作のアニメが有名な『火垂るの墓』を日本テレビが終戦60周年記念ドラマとして実写化。

主役に松嶋奈々子。兄妹視点から描かれた原作、アニメとは異なり、空襲で焼け出された兄妹の遠戚の女性が主人公。最初は兄妹をやさしく面倒を見るが、戦争の激化で困窮するとともに自分の子供を守るため「鬼」となる姿を通して戦争の悲劇を描く。

脚本は松嶋菜々子の出世作、朝ドラ『ひまわり』の井上由美子。今月下旬の神戸ロケでクランクイン。

制作担当の村瀬健Pは「名作アニメを実写版ドラマとして残し、戦争を知らない世代に伝えていきたい」とコメントしていますが、後世まで残るのはアニメの方だと思いますけど。


西村和彦・東海テレビ昼ドラで主役に昇格

10月からのフジ系13時30分からの東海テレビ昼ドラは『緋の十字架』。主役は『牡丹と薔薇』で熱演した西村和彦。

原作はアンドレ・ジッドの古典「田園交響楽」で戦中の日本を舞台に焼き直し。昭和17年。旧華族の聖職者・大河内直哉(西村)と彼が育てた盲目の孤児・詩織(つぐみ)が中心。詩織は自殺した直哉の恋人ゆきえの忘れ形見、さらに直哉の息子も詩織を愛してしまい…と相変わらずドロドロ。

主題歌は藤井フミヤが担当。


『功名が辻』家康役に西田敏行

仲間由紀恵主演の来年の大河ドラマ『功名が辻』で残されていた主要キャストが発表に。

徳川家康に西田敏行、織田信長に舘ひろし、明智光秀に坂東三津五郎、細川ガラシャに長谷川京子、ヒロイン・千代を守る忍者六平太に香川照之。

西田敏行は『おんな太閤記』で秀吉、『八代将軍吉宗』で吉宗、『葵・徳川三代』で秀忠を演じ「家康で総決算」と気合いが入っています。織田信長をやるキャラじゃないし~。


日テレ水曜22時は菅野美穂・玉置浩二

10月からの日本テレビ系水曜22時枠は菅野美穂主演の『あいのうた(仮)』。相手役は『コーチ』『こんな恋のはなし』以来のドラマ出演の玉置浩ニ。

性格の悪い人生投げやりなヒロインと、妻と死に別れて三人の子持ち警官のラブストーリー。「包容力を持った温かみのある演技」ができるということで、しばらく音楽活動に専念していた玉置を引っ張り出すことに。

脚本は『イグアナの娘』以来、『君の手がささやいている』『ちゅらさん』『アルジャーノンに花束』と菅野美穂をよく使う岡田惠和。制作担当は『ごくせん』の加藤正俊P。

主題歌は当然、玉置浩ニの予定。


愛の劇場で一条ゆかりの『正しい恋愛のススメ』

TBS毎日13時からの「愛の劇場」枠9月5日からは、少女マンガのビッグネーム・一条ゆかりの『正しい恋愛のススメ』をドラマ化。

人気脚本家・岬玲子(大島さと子)と、娘の彼氏でなんでも「テキトー」な現代青年・竹田博明(ウエンツ瑛士)の年の差恋愛を描く。

ファミリー路線が中心だった愛の劇場枠も他の昼ドラ枠がドロドロ恋愛を中心に攻めてくるのに対応、路線を主婦のあこがれを誘う路線に転換。制作担当は大川博史P。


山田孝之・鈴木杏ひさびさの共演

12月放送のフジ系スペシャルドラマとして、元短距離走者がオリンピック代表を逃し挫折するが、盲目の少女と出会い伴走としてパラリンピックを目指す『スタートライン』を制作。

主演は山田孝之、盲目の少女役に鈴木杏の『六番目の小夜子』コンビがひさびさに復活。他に主人公の母親役として大竹しのぶが出演。

原作は原夏美の小説、原夏美といえばフジテレビの栗原美和子Pのペンネームで『東京湾景』を担当、もちろん栗原Pの制作。

フジテレビによると自分の書いた小説を自らプロデュースするのはテレビ界で始めてとのこと。

そうですね、自分の書いたコミック(小泉すみれ『プロデューサになりたい』)を自分でプロデュース(磯山晶)という事例は思い出しますが。小説は思い当たりません。

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