2/4 速報！ドラマ情報2005年 8月号　主演より奥菜恵の方が話題って… [ドラマ] All About

錦戸亮『１リットルの涙』に出演

NEWSと関ジャニ∞（エイト）のメンバーで現在『がんばっていきまっしょい』に出演中の錦戸亮が10月からは火曜21時の『１リットルの涙』に出演することに。

『１リットルの涙』は15才から難病になり、25歳まで生きた木藤亜也さんの日記が原作。錦戸はヒロイン（沢尻エリカ）にひかれる同級生、麻生遥斗役。原作には登場しない架空の人物で、母・潮香さんの「こんな恋や青春も経験させてあげたかった」という願いから生まれたキャラ。

ドラマも家族崩壊・杉田かおる

フジテレビのスペシャルドラマ『積木くずし真相～あの家族、その後の悲劇』の完成披露試写会。父親役の館ひろし、母親役の杉田かおる、娘役の安達祐実が出席。

杉田かおるは「『積木くずし』は200日戦争でしたが、私は212日戦争」などとあいかわらずのコメント。

ドラマの会見としてはめずらしく他局の取材陣もつめかけ、フジテレビにとってはタイミングのいい試写会でした。狙ったようですけど。

９月２、３日２夜連続放送。

どこのではない『秘太刀馬の骨』

８月26日からのNHK金曜時代劇は昨年の『蝉しぐれ』に続き藤沢周平原作、内野聖陽主演の『秘太刀馬の骨』.

６年前、東北の向坂藩で家老が暗殺され、刺客を送ったのが現・家老、小出帯刀（近藤正臣）ではないかうわさされる。帯刀は疑惑をはらすためおいの石橋銀次郎（内野）を呼び寄せ、犯人捜しを依頼。暗殺に使われた馬の首をも一刀両断する秘剣・馬の骨を使える剣客を探していく。

銀次郎の介添え役に段田安則、その妻に南果歩。６人の剣客に六平直政、本田博太郎、高橋和也ら。

北海道テレビの好評・年に１作のドラマ

テレビ朝日系の北海道テレビは毎年１作ドラマをつくり、昨年の『六月のさくら』は芸術祭優秀賞を得るなどの好評を得ています。

今年は『うみのほたる』を制作し８月27日放送。函館近郊の鹿部町が舞台。
兄の急死のため、コンブ漁師を継ぐため光二（小沢征悦）は、東京を離れ、妻と一緒に父・辰雄（蟹江敬三）のもとに帰る。そんなとき、不倫で妊娠した姉・明海（西田尚美）が帰郷。それぞれの思いを伝えられない３人の葛藤と家族の再生を描く。

脚本は映画『血と骨』などの鄭義信（チョン・ウイシン）、その他スタッフも含め『六月のさくら』とほぼ同じ。

伊東美咲が初月９ヒロインでキャバクラ

10月からのフジ系月曜21時の月９枠は伊東美咲主演の『危険な美女（仮）』。

ヒロインは子どもの頃から「顔だけいい女」といわれ続け、医者を目指す優秀な弟（森山未來）のところに宮崎から上京し転がり込む。キャバクラに勤めてすぐにナンバー１になり、かつ自慢の弟のためなら苦労をいとわない面を持つという「99ダメだけど残り１はとんでもなくすばらしい」キャラ。彼女が未熟な弟に影響を与えていく姉弟愛がテーマのラブコメ。

共演にキャバクラのライバルとして（『曲がり角の彼女』に続いてまた）釈由美子、ヒロインに恋する弟の先輩医師に高嶋政伸。

現在、伊東美咲は『電車男』に主演中。フジテレビのドラマに２クール連続主演するのはめずらしく一番最近では2002年の『陰陽師☆安倍晴明』と『薔薇の十字架』の三上博史以来とのこと。

田中美佐子産休からの復帰作は息子がイケメン

10月からのTBS系木曜21時枠は田中美佐子が産休からの連ドラカムバック作で人気のイケメン・玉山鉄二とダブル主演となる『ブラザー☆ビート』。

制作担当は『セカンド・チャンス』『ママチャリ刑事』などの田中美佐子主演ドラマをつくったTBSテレビの伊藤一尋Pでその誘いに乗っての復帰。

脚本は伊藤P夫人の小松江里子も前二作を手がけ、『セカンド・チャンス』の進化形的ドラマ。エリートサラリーマンで24才の長男（玉山）、ナンパ男で22才の次男（速水もこみち）、調整役的な19才の三男（中尾明慶）の三兄弟と母親・春恵のぶつかりあいを描く。

他に春恵の高校の同級生で勤務先のスーパーの上司に生瀬勝久、長男の恋人に国仲涼子。

『１リットルの涙』フジで連ドラ化

15才から徐々に体が動かなくなる「脊髄小脳変性症」になり、25歳まで生きた木藤亜也さんの日記をまとめたベストセラー『１リットルの涙』がフジ系火曜21時枠で連ドラ化。

主演は連ドラ初主演の沢尻エリカ。支える家族は母親を薬師丸ひろ子、父親を陣内孝則、妹を成海璃子が演じる。

制作担当は貸川聡子P。10月11日スタート。

藤田まこと、また長期シリーズか？

10月からのテレビ朝日系月曜時代劇枠は『世直し順庵！人情剣』で藤田まことが主演。

主人公・順庵は貧乏な元御家人。昼は貧しい人々も治療する優しい養生所の町医者だが、極悪非道の悪に出会った時は裏の顔を見せ、必殺のはりで倒す。決めゼリフは「お前さんはもう手遅れでございます」。
共演に飲み仲間のおかっぴきで内藤剛志、居酒屋のおかみで池上季実子、養生所の助手で仲村瑠璃亜、順庵に助けられた青年武士で風間俊介。

72才の藤田まこと「瑠璃亜ちゃんが成人するまではシリーズとして続けていきたい」とコメント。仲村瑠璃亜は14才なので６年続けるつもりのようです。「テレビシリーズは引退」といっていたような気がするのですが、あれは『はぐれ刑事』だけのはなしなのでしょうか。土曜ワイド『京都殺人案内』も終わるというはなしは聞かないし。