ドロドロ昼ドラ的設定だけどきれいな『古都』で上戸彩が二役主演川端康成原作の『古都』をテレビ朝日がスペシャルドラマ化。昭和30年代の京都を舞台に京都の呉服問屋の一人娘と、北山杉の枝切りの娘として別れて育った対称的な双子を上戸彩が演じる。 かつて岩下志麻、山口百恵、沢口靖子が演じた大役に、上戸彩は「演じ切ったというよりも、プレッシャーから解放されたという感じです」とコメント。 いままでと違った一面を見せるか?2月5日放送。 主演兼ロケコーディネータ・船越1月25日放送の火曜サスペンス劇場『箱根湯河原温泉交番3 芸妓の涙』は湯河原出身の駐在・梅太郎が地元で起こった事件を解決シリーズで、主演の船越英一郎は実家が湯河原の温泉旅館。道行く人はほとんど知り合いで、実質ロケのコーディネータをやっているとか「梅太郎は生涯一駐在。定年を迎えるまで演じたいですね」とコメント。 他の出演は栗原小巻、大場久美子、仁科亜季子ら。 詩はやさしい『ハチロー』だが実像は破天荒冬ドラの中では最も遅れて1月24日から始まるNHK月曜ドラマ『ハチロー~母の詩、父の詩』。佐藤愛子の原作で、兄で詩人のハチロー(唐沢寿明)を中心に、その妻・くみ子(松本明子)、父で小説家の紅緑(原田芳雄)、女優から義母になるシナ(原田美枝子)らの破天荒な姿を描く。 試写会後の会見で、唐沢は「父親の存在があまりに大きく」「その反発として美しいものが見たかったのではないか」、その父親役の原田は「欠陥人間同士のすさまじい闘いがどう展開するか楽しみですね」とコメント。 かなりはじけたドラマになりそうです。 泉ピン子の悲願とは1月24日放送のTBS月曜ミステリー劇場は『交通特別捜査係 警部補・結城あかね』。大岡越前守の片腕といわれた与力が先祖である下町の警官一家の活躍を描く。ヒロインの結城あかねが泉ピン子、日本初の婦人警官だった母が野村昭子、刑事の弟が村田雄浩で三人が家庭内で謎解きをする。 野村、村田との共演を泉ピン子が長年熱望していたそうで、なかなかリアリティのある親子・姉弟です。 |