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あの10代の頃の夢をもう一度 俳優デビューの夢を叶える(3ページ目)

儲からない職業の代名詞「俳優」ですがなりたい人が絶えることはありません。会社を辞めて俳優になった松下哲さんのインタビューを通して、夢を叶える方法を考えてみます。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

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脱サラ役者道の理想と現実

-役者さんというと「食えるのか」というのが気になるところですが

昨年、事務所に入ってから、お金をもらって役者のお仕事ができる機会が増えました。ただ、役者のお仕事はあるときとないときの差が激しいので、収入を補うために、フリーでWeb系のプログラマの仕事をしたりしてます。
一応、贅沢をしなければ、普通の生活はできるレベルです。

舞台中
         舞台中です
-将来に対する不安はありますか

将来に対する不安はもちろんありますよ。老後のこととか、いろいろ考えるとやっぱり…。この状況を続けていてよいのかなあ、と思ったりします。

とくに、求人広告なんか観てると、年齢制限がある広告だと最大でも「35歳まで」っていうのが多いんですよね。1月で33歳になるんですけど、今からちょっとドキドキしてしまいます。

でも、そもそも自分で納得して進んだ道ですし、自分自身から進んで大きく方向転換することはないんじゃないかと思っています。なぜかというと、結局、今まで自分の人生を左右する出来事は、ある日突然予想もしないところから訪れることがほとんどでしたので。
大事なのは、何かあったときにオロオロしないだけの準備、技術(役者としても、それ以外でも)とか、それこそ資格とか、お金とか…。できる範囲で準備は怠らないようにしたいとは思います。

-ところで年金は納めてますか?

納めてます。半分意地で、ですが…。


進んだ道を逆戻りできるかどうかを意識してます

-最後に、夢を追いかけていこうという人にアドバイスをお願いします

今自分がいる場所は、本来気軽に入る業界ではないと思いますよ。自分の場合は、奇跡的な偶然が重なったのが何より大きいですから。

よく「夢を追っかけてスゴイね、勇気あるね」と言われます。もちろん、周囲からすればそんなふうに映るのでしょうけど、正直あまりピンとこないんですよね。自分としてはそこまで漠然としたものを追っかけて今に至ってるとは思っていないんですよ。

立派に役者を職業とされてる先輩方を実際に見て、お話を聞いたりして、「ああ、この世界はこういう仕組みなんだな、そしてこのレベルに達しないと続けられないんだな」という、筋道とか基準が、自分の中で100%じゃないけどハッキリした上で、無理かもしれないけど飛び込んでみようと踏み切ったんですよね。

だから、目標とする「夢」のイメージが、本当に夢ウツツの状態であるのはマズイのかなあという気がします。

あと、自分の場合は進んだ道を逆戻りできるかどうか、もときどき心のどこかで意識するようにしてます。もちろん、仕事中はそんなこと微塵も考えませんし、逃げ道なんか作るなよ、と怒られてしまうかもしれませんけど、年齢的にそうも言ってられませんから。
若いうちは別にそんなの気にしなくていいと思いますけどね。

あとは、「自己責任で」ってことくらいでしょうか?追うも追わぬも、自己責任で。

-ありがとうございました

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