映画も大ヒット『世界の中心で、愛をさけぶ』連ドラ化
大ベストセラー小説で公開された映画も大ヒット、韓国版も制作される『世界の中心で、愛をさけぶ』が7月からのTBS金曜ドラマ枠でドラマ化。
現在が中心の映画より原作に忠実で、過去をメインに描き、主人公・朔太郎は山田孝之、相手役に綾瀬はるか。
現在の朔太郎に緒形直人、朔太郎の祖父役に仲代達矢。ドラマのオリジナルキャラとして、現在の朔太郎の親友に桜井幸子、朔太郎と亜紀の担任教師に松下由樹。
共通要素として映画に出演した柴咲コウが主題歌を担当。
制作は石丸彰彦P。7月2日スタート。
石田衣良の直木賞受賞作『4TEEN』WOWOWでドラマ化
ドラマでは『池袋ウエストゲートパーク』の原作者として知られる石田衣良の直木賞受賞作『4TEEN』がWOWOWでドラマ化されることに。
主人公は東京・月島に生きる固い友情で結ばれた14才の少年四人が苦難に対して力をあわせて乗り越える。
四人にはフレッシュな角田紳太郎、落合扶樹、柄本時生、若葉竜也。彼らを助ける老人に菅原文太。
演出は映画『東京ゴミ女』などの廣木隆一。
放送は7月25日。
あやや、ヤワラちゃんではなくトモエちゃん
松浦亜弥が7月からの日本テレビ系土曜21時枠『愛情一本(仮)』で連続ドラマ初主演することに。
柔道教室の子供達といっしょに柔道を始めることになった女子高生・巴が父(中村雅俊)と対立・和解しながら元気いっぱいで勝利を目指す姿を描く。
他の共演に山口智充、戸田恵子ら。制作は村瀬健P。
アテネ五輪とぶつかり苦戦が予想される7月からのドラマ、逆に五輪を利用して話題になる作戦?
田中麗奈・日中合作で連ドラ主演デビュー
映画では主演作が多い田中麗奈ですが、これまで日本のドラマでは『オーバー・タイム』のゲスト出演ぐらいで主演はなし。それが日中合作で中国で放送される連続ドラマ『美顔(メイイェン)~愛上世紀初~』で主演することに。
父が中国残留孤児、母が日本人のヒロインが、裕福な男性と会社経営に失敗した幼なじみとにはさまれるラブストーリー。来春から中国全土で45分×20話で放送予定。
日本への逆輸入はあるんでしょうか?
永井大ついに連ドラ初主演
『アットホームダッド』で水泳のコーチかと思ったら、『オレンジデイズ』で定番「昔の恋人」役で登場と大活躍の永井大、ついに連ドラの主演に。
7月からのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『あぁ探偵事務所』。原作はヤングアニマル誌連載の同名コミック、シャーロックホームズにあこがれた自称名探偵の活躍を描く。事務所名が「あぁ探偵事務所」で、職業別電話帳の一番最初にでるためとか。共演に酒井若菜、辺見えみり。
三枚目キャラの主役で永井も出演、事務所の先輩・高橋克典の『特命係長 只野仁』の人気にあやかりお色気シーンもふんだんとか。
7月2日スタート。
テレビ朝日もリメイク、深田恭子で『南くんの恋人』
94年に高橋由美子・武田真治でドラマ化されヒットし、『エースをねらえ!』などテレビ朝日得意のコミック原作路線の先駆けとなった『南くんの恋人』が深田恭子と「嵐」の二宮和也の組み合わせで木曜21時枠で7月からリメイク。
黒田Pによると先に主演の深田恭子が決まっていて、本人の「キレイよりカワイイ女の子を演じたい。セーラー服やカラフルなファッションで思いっきり女子高生キャラに挑戦したい」という願いから、それならこれがピタリということでリメイクを決定したとのこと。
共演に高校教師・田辺誠一、同級生・宮地真緒、ヒロインちよみの祖父・北村総一朗、南くんの両親・西村雅彦、名取裕子ら。
さらに異例の仲間主演『東京湾景』
仲間由紀恵主演の7月からの月9『東京湾景』の概要がフジテレビから発表に。
なんと脚本はフジテレビ社員である栗原美和子Pがペンネーム・原夏美として担当することに。連ドラ史上初と思われる在日韓国人ヒロインという設定も、自分が在日韓国人男性と交際していた経験をふまえてとのこと。
仲間由紀恵、和田聡宏以外の共演として、仲間の父親役に石坂浩二、他に佐藤隆太、佐藤江梨子、哀川翔、仲村トオル、中村俊介、李麗仙、ソニンら。
海外ドラマをリメイク『逃亡者』
7月からのTBS日曜劇場枠は、1963年から3年間TBS系で放送された人気アメリカドラマ『逃亡者』を江口洋介主演で仮題『逃亡者(RUN AWAY)』として放送。
オリジナルの『逃亡者』は青年医師リチャード・キンブル(デビッド・ジャンセン)が妻殺しの罪を濡れ衣により逃走する姿を描く人間ドラマ。93年にハリソン・フォード主演で映画リメイクされたことでおなじみ。
今回は主人公は保護監察官の設定で、妻が殺され息子も重体となる事件がおこり、その汚名を着せられることに。追う刑事役に阿部寛、他に水野美紀、加藤浩次ら。
制作は伊與田英徳P。
仲間由紀恵・月9初ヒロインで設定も連ドラ史上初
7月からのフジテレビ系月曜21時枠、通称ゲツクは仲間由紀恵がこの枠での初ヒロインとなる『東京湾景(仮題)』。
原作は吉田修一の同名恋愛小説。ヒロインは在日韓国人三世という設定で、連続ドラマとしては史上初という。また仲間は死んだ母の若いころも演じる。
携帯の出会い系サイトで知り合う相手役に和田聡宏、映画『ホテル・ハイビスカス』『渋谷怪談』に助演などで知名度はほとんどなくこちらもかなり冒険。
攻めの姿勢でゲツクブランド復活なるか?
火曜22時は観月ありさの純愛ドラマ
『僕と彼女と彼女の生きる道』『アットホームダッド』と最近好調の関西テレビ制作の火曜22時枠は観月ありさ主演の『君が想い出になる前に』。
『ナースのお仕事』などコメディエンヌが板についている観月ありさだが、今回は大人の恋愛ドラマ。
ヒロインはスタイリスト。姉が海外で事件に巻き込まれ不慮の死を遂げ、義兄(椎名桔平)がショックで記憶喪失になったため世話をするが、やがて恋愛感情を持つという設定。
ヒロインの昔の恋人役に玉山鉄二、後輩スタイリストに加藤あい。7月6日スタート。
高橋克典はバツ男?
7月からのTBS系木曜22時枠は高橋克典主演の『バツ彼』。
主人公は浮気を重ねたおかげで離婚されるけど、まったく懲りないアパレル企業の中間管理職。
親友役を演じるのが高嶋政伸で、こちらはイメージ通りのマジメ男で、妻に病死され後妻募集中。二人のあこがれのヒロインは稲森いずみで離婚調停中の役どころ。
他に真矢みき、キャイ~ン・天野ひろゆきら。7月1日スタート。