出演俳優も魅力いっぱいです。
主役、鈴木杏はドラマ『青い鳥』でブレーク。昨年も映画『リターナー』が好評で名子役から大人の女優への道を順調に歩んでいます。
沙世子の栗山千明は映画『死国』でデビューなど、ホラーもので謎の美少女役が得意。
秋の山田孝之はこの後『ちゅらさん』の弟役でブレークし人気俳優になっています。
また雅子(マー)の松本まりかはCM「ミニストップちゃん」などでどこからでているのかわからない特徴的な声で人気です。
秋の弟役の勝地涼は『永遠の仔』のモウルや『新・愛の嵐』などで大人気、と出演俳優の多くが現在、大活躍しています。
原作は恩田陸の小説で、作者が文庫版のあとがきで「かつての少年ドラマシリーズを再現しようとした」と書いています。そして、この「愛の詩」はかつての少年ドラマシリーズの流れを組む枠で、原作者の思いが実り、『タイムトラベラー』などかつての名作にも優るとも劣らない作品に仕上がっています。
『六番目の小夜子』
原作:恩田陸
脚本:宮村優子
演出:田中賢二、遠藤理史、出水有三、陸田元一
制作:一井久司
音楽:coba
出演:鈴木杏、栗山千明、山田孝之、松本まりか、鳥居紀彦、勝地涼、平田裕香、山崎育三郎、内野謙太、村田雄浩、美保純、上杉祥三、一色紗英、古尾谷雅人、多岐川裕美、冨士眞奈美
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。