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NHK大阪で関西以外の舞台はやめとけ 連続テレビ小説の法則(2ページ目)

「NHK大阪制作の連続テレビ小説は関西以外では盛り上がらない」の法則?通り『まんてん』も大阪が舞台になってから調子に乗ってきました。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

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なぜ関西以外では盛り上がらないか?NHKの社員は転勤があり、東京・大阪それに名古屋など定期的に人事異動があるので、スタッフの問題とは考えにくいですね。
大阪メインの俳優、コメディアンの出演が多く関西以外の舞台では持ち味がだせない、というキャストの方の問題でしょう。
『まんてん』でも屋久島のおばちゃん役で吉本新喜劇の末成由美(持ちギャグは「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ~」)が出演していますが、あまり印象に残りません。
他方、大阪が舞台になると藤井隆にちょっと意外なキャラを演じさせるなど、俳優を有効に使っている感じがします。

11月末でようやく気象予報士を経由して宇宙飛行士を目指すという道筋が見えてきて、今後の展開に期待がもてます。
個人的に気になるのはヒロインの宮地真緒。ふつうは連続テレビ小説のヒロインに抜擢されると注目されて光り輝くものですが、どうもそれが見えない、『まんてん』以前の方がかわいいような。いったいいつごろから魅力的に見えてくるのか、注目していきたいと思います。





さて、連続テレビ小説ネタでもう一つ。来年のテレビ50周年に向けて、NHKでは「もう一度みたいあの番組」と題し番組リクエストをホームページで募集しています。

連続テレビ小説はその中でも1コーナーをとり、番組リクエスト以外に「朝のベストカップル」「ヒロインランキング」の投票を受け付けています。

11月現在の途中経過は「ベストカップル」は記憶に新しいところで『さくら』のエリザベス・さくら・松下(高野志穂)&桂木慶介(小林征悦)。
「ヒロインランキング」は三部にわかれ「懐かし編」が連続テレビ小説のパターンを確立した『おはなはん』(樫山文枝)、「昭和後期編」は女優の人気か『純ちゃんの応援歌』(山口智子)、「平成編」が『ちゅらさん』(国仲良子)で抜きつ抜かれつの激戦になっています。

あなたも投票いかがですか?

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