豊富なトロピカルフルーツ
外側はまるで柿のようなルロ。大使が一番好きなフルーツだそうです。 |
コロンビアのトロピカルフルーツはいまでは一般的になったマンゴー、グアバ、パパイヤ、マンゴスチンなどの他に、木トマトやフェイジョア、ルロといった日本ではまだ珍しいものもたくさん。またこれら以外にもバナナ、キウイ、更にはいろんな種類のベリー類も豊富に獲れて、とても美味しいのだそう。果物は子供たちも大好きな食材ですから、一緒に食べながらその果物がどこの国からやってきたのか?やどんな国なのかについて話してみるのもいいですね。
母としての顔
カルデナス大使は大使というお仕事をされている一方で3人のお子さんのお母様でもあります。今回の赴任に伴って3人のお子さんたちも一緒に来日中。子育てしながら外交のお仕事もされているなんてすごいですよね。そこで大使の子育てや食育感について伺ってみました。「なるべく子供たちとはコミュニケーションを取るようにしています。そのために食事の時間を共にするというのはとてもいいことだし、大切なことだと考えているので朝だけでなく、夕飯もなるべく子供たちと一緒にとれるようにスケジュールを組むようにしています。そこで学校での話などを聞いたり、また一緒に料理のことなどを話しながら食べることで一緒に日本の文化を知るようにしたりという時間にしています。そういう意味でコミュニケーションというのはとても大事ですね。
さらに子供たちにはたくさんの日本人のお友達がいるので、彼らの交流の中から日本の若者文化を知るのもいいことだと思っていますし、彼らもそれをとても楽しんでいます。私にとってもとても面白いですね。あとは意識して新しい味に触れるようにもしています。また食事面で大事にしているのはバランスのよくメニュー構成にするということ。たんぱく質があって、野菜などがあって、穀物があってといったように。また朝食時には果物をたくさん食べるように言っています。」
文化に触れるといえば、昨年の秋に大使はぶどう狩りにいかれたそうで、とても楽しかったそうです(今年の秋も行こうと思われているそう)。私たちが昔から秋の行楽として楽しんできている文化が外国の方にとっても楽しんで貰えるというのはとても親近感を感じます。更に四角いスイカについてもどうやって作るのか?ととても興味を示されていました。ちなみに四角いスイカはコロンビアにはないのだそう。こういった工夫(?)は日本ならではの感性なのでしょうか?それにしても大使は本当にチャーミングで好奇心旺盛な素敵な女性でした。お子さんたちにとっても自慢のお母様なのではないでしょうか?