食育月間最後の記事はコロンビアの駐日大使、カルデナス大使にご登場いただきます。今年は日本・コロンビア修好100年。コロンビアの食文化や大使自身の子育てについてお話を伺いました。

伝統と科学技術の共存

鏡餅
才色兼備を絵に描いたようなカルデナス大使。天は二物を与えすぎです!
カルデナス大使はご自身も大変、食にご興味をお持ちで、また文化交流という意味でももっと日本人にコロンビアの食文化を知ってもらいたいと思われているそうです。そこでまずは大使が日本料理に対してどのような感想をお持ちか伺ってみました。

「日本料理は大好きです。またそこからとても多くのことを学んだように思います。特に伝統の深さから多くのことを学びますね。また日本という国が立派な伝統を継承していると同時に最先端のテクノロジーを持ったり、また外国からも多くの文化を取り入れていて、それらが共存していることやそのコントラストがとても面白いと思っています。

ロジカル、テクノロジー、のコントラストが面白い。強い伝統があって、外国からも取り入れていて、同時にいろんな文化を持っていることがとても面白いと思います。更に日本料理は小さなお皿に各々いろんな味が盛り付けられて出てくる。あのプレゼンテーションはとても面白いし、いろんな味が味わえるので素晴らしいと思います。コロンビアでは比較的一つのお皿にお料理をいっぱい盛ってというスタイルが多いのでとても勉強になったと思います。」

コロンビアの家庭ではじゃがいも、黒豆、またバナナが食事としてよく食べられているのだそうです。(バナナはフライなど野菜のように使う場合と私たちと同じように果物として食べる場合と2種類の食べられ方をしているそうです)。また本国でもここ数年、日本料理の人気が高まっているそうで特にお寿司が有名とか。大使自身も数年前まではお刺身の存在をご存じなかったのが今では好きになられたそうです。

季節と食文化の違い

鏡餅
ウェスティンホテル東京で行われたコロンビア料理フェアにでたお料理。ゆべしのような生地の中に餃子の具が入っているような感じでしょうか?面白い触感で美味しかったですよ。
次に日本とコロンビアの食文化の違いについて伺ってみました。

「一番の違いは日本には四季があって、コロンビアには四季がないこと。コロンビアは年間を通して季節は一つなんです。ただ国土が横に広い国なので土地によって季節が違う。ですから国全体を見ると実に多くの食材が取れる国ですし、それぞれに地域性というのが食によく反映されています。」

例えば海岸部の土地は魚やトロピカルフルーツが数多くとれますし、山間部では豆やじゃがいも(コロンビアはじゃがいもが実によく取れる国で種類も10種類とバリエーションも豊か)、お米などの農作物がよくとれるのだそう。なのでコロンビアの人たちは日本人と同じようにお米を食べる文化があるのですが海岸部ではココナツライスにして食べるなどの特色も見られるのだそうです。

>>次は大使の好きな果物と食育観をご紹介します>>