実は昨年、この笠原シェフに給食を作ってもらって一緒に食べるというラッキーな経験をした子供たちがいます。埼玉県新座市の大和田小学校のみんなです。これは超人シェフ倶楽部に所属するシェフたちが開催している「スーパー給食」という食育活動。今回はまず笠原シェフにスーパー給食の感想について伺ってみました。
今の給食はおしゃれ!
笠原シェフ考案の給食。お家でもぜひ作ってみてください!レシピはこちらから |
またシェフが自分の頃との違いとして感じたことがもうひとつ。それは子どもたちの食べる量が少なくなっているのでは?という印象だそうです。1回目のサーブでお料理はすべてなくなり、おかわりの分がないなと思われたのだそうですが、実際におかわりをしそうな子どももいなかったそうです。
学校給食を通じたシェフと子どもたちの交流
笠原シェフが普段出しているお料理との違いとして、給食は予算やカロリー、塩分などがきっちり決まっている中で栄養価、美味しさともに兼ね備えた料理が出来上がってくることに感心してしまったというお話も。笠原シェフにそう言ってもらえるなんて、大和田小学校の調理師さんたちすごいですよね!今後こういった食育活動の機会があったら、次は何をやりたいか伺ってみたところ、「献立の点では、今回は自由に作ることができたので、次は子どもたちと一緒に料理を作ったりといった取り組みをしてみたいですね。基本ができないと変化球も投げられないので、昆布だしやかつおだしなど日本料理の基礎を大事に伝えていきたいです」とおっしゃっていました。