子どもが動く車に近づいていってしまう

Q:子どもが車好きで困っています。特に動いている車に興味を持って走って近づいていってしまいます。手をつないでいても、すごい力でふりほどいて走って行こうとします。轢かれそうになったことも何度かあるので、心配で一緒にでかけるのがストレスになってきました……。どうしたらいいのでしょうか?

子どもの形をした着ぐるみをかぶる

子どもの危険を防ぐ
子どものヒヤッとする危険な行動に対処するには、どうしたらいいのでしょう?
A:「意味不明の子どものイタズラ対処法」では、子どもの理解しづらい行動をまねてみて、子どもと話し合うということを書きました。今回の相談では、危険な行動が問題になっていますので、実際にまねるというのは現実的ではなさそうです。そんなとき、子どもの形をした着ぐるみを想像するという方法があります。ちょっとなじみがなく、不思議な方法かもしれませんが、実際に人の気持ちを理解するために効果ある方法ですので紹介します。

子どもの気持ちを深く理解する方法

まず深呼吸を2、3回してから、子どもが動く車を見たときの表情や姿勢を思い出します。できれば、そのときの車の色や大きさ、動き方なども鮮明に思い出すようにします。そして想像の中で「これから、あなたの気持ちを知るために、あなたの体のなかに入らせてください」と感謝をこめて伝えます。想像の中で想像の子どもに感謝するというのは、バカらしく感じるかもしれませんが、必ず伝えるようにしないと効果がないことが経験上わかっています。

そして、感謝が伝わったと感じられたら、子どもの体のなかに入っていくことをイメージします。すっぽりと子どもの体のなかに入れたら、車に走り寄るところを想像します。子どもの視線、子どもの体感覚でイメージできているか確認しながら進めてください。

うまく子どもの感覚でイメージできるようになるまで、車に走り寄るイメージを何回か繰り返してもかまいません。うまくイメージできるようになってくると、子どもが何を考えて、どんなことを感じて走り出すかが不思議とわかってきます。子どもの気持ちをうまくつかむことができれば、親としてどのように対応すればいいのかがわかってきます。

子どもの気持ちになって、効果的な方法を探る

そして、「自分はどのように注意されれば走り寄ることをやめるだろうか?」ということを考えます。また「走り出すかわりに、もっと安全にこれを楽しむ方法があるだろうか?」と考えてみるのもいいでしょう。最後に、子どもの体から抜け出して、子どもに感謝の気持ちを伝えます。「あなたの気持ちを知るために体を貸してくれてありがとう」と伝えれば終了です。



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