加熱する中学受験。身体的・精神的・経済的な負担も大きい「親と子の受験」と言われますが、「子育て事情」サイトは子どもたちが塾へ持っていく「塾弁」に注目。塾弁の裏の、母のストーリーをひも解きます。

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さて第1回目の今回は、ガイド本人の塾弁ストーリーです。自身も中学受験を経験し、中学受験塾で講師をしていたにもかかわらず、いざ自分の子供が通塾を始めると、保護者の立場となって改めて気づいたことがありました。それは「塾弁」と呼ばれる、夕食としてのお弁当の存在。そしてこれが、思いがけず親子ともども、負担も、影響も大きいこと。ガイド本人が感じている戸惑いや影響とはどんなものなのか、ご覧下さい。

こんな塾弁を持たせています

レギュラー通塾の塾弁(夕食)
意外と思われるかもしれませんが、子どもの通塾にはほぼ必ず「塾弁」を持たせています。現在フリーランスという立場なので時間的な拘束が少なく、子どもが塾に行く前の時間は家にいるように調整できるためです。でも、つい時間に遅れてしまって家族に電話でお願いし、作ってもらったこともあります。

子どもに持たせる食事は、なるべく作ったときの温度を保っていて欲しいと思っているので、保温ジャーつきのお弁当セットを使っています。なぜなら、夕方から始まる塾の授業の合間の「塾弁」は、子どもにとっては夕食。ダイエットの専門家には笑われるかもしれませんが、私の中では一日の食事の中で夕食が持つ比重は未だに一番大きく、「夕食は大事だ!美味しくなきゃいかん!」と思い込んでいるからです。

保温ジャーに入れるご飯だけは、玄米や雑穀を混ぜて炊き、少しでも栄養価を上げようとしています。しかし、その割にはもともとが几帳面な性格ではないので、おかずはたとえば4品あるとすれば2品はお惣菜(パックに入った五目豆など)や、冷凍食品(ほうれん草のバター炒め)が頼り。大人たちの夕食をかねて、せめて一品はその日手作りしたものを、という極めてゆるいルールでやっています。

講習中の塾弁(昼食)
講習中は、「塾弁」は夕食ではなく昼食の役割だったので、胃に重いのはツライかなと思い、本人の希望も聞いて、保温ジャーには具だくさんのスープを日替わりで入れ、玄米の小さめのおにぎりを一つと、あとは肉や魚料理を入れました。

それにしても、自分のこのいい加減な性格にしてはよく続いているもんだなぁと思います。それには、ワケがあるのです。

>>>私が中学受験生だった頃/講師時代の反省>>>