『早寝・早起き・朝ごはん』

「陰山英男先生の 早寝・早起き・朝ごはんノート」
「早寝・早起き・朝ごはん」。100マス計算で有名な陰山先生提案、健全に成長するコツ。 『陰山英男先生の早寝・早起き・朝ごはんノート』税込1260円 講談社
つもり積もった疲れが抜けず、眠りが浅くて寝た気がしない。胃が起きないので朝食が入らず、午前中は使いものにならない。やっとエンジンがかかり始めるのは昼ごはんのあと……。これは、決しておじさんサラリーマンの話ではありません。現代の保育園、幼稚園、小学校で見られる子どもたちもまた、おじさんたちと同じような「低活力」症候群に見舞われているのです。

元気がなく、キレやすい子ども達が増えてきたと言われますが、その原因は乱れた食生活や睡眠リズムなどの生活習慣にあるという研究がいくつも発表され、学校やお母さん達も、子どもの生活リズムを強く意識するようになりました。

学校から帰ったらダラダラとテレビを見ながらスナック菓子を食べ、それでおなかが膨らんでしまって夕食は入らず、家族で食卓を囲むこともなくバラバラに就寝、そして朝は起きられず……などという生活パターンは言語道断。これぞまさにキレやすい子どもを育ててしまう生活!というわけで、よいもの、手をかけたものをなるべく家族で食べようと「食育」という言葉が広まり、夜遅くまで学習塾に漬け込むのではない「学習の習慣づけ」や「おうち学習」がこの10年であっという間に盛んになりました。

しかし、「継続は力なり」というものの、家族の仕事や習い事などでいずれはなし崩しに以前の生活パターンに戻ってしまう例も。確かに家庭にはいろいろな事情もあり、あれもこれもきっちり守れるような優等生家庭はありません!では、本当に子どもの生活に「最低限」必要な、大切なこととは何か?そこで用意されたのが、

早寝・早起き・朝ごはん

というフレーズでした。これは、『百ます計算』で脚光を浴び、安倍内閣「教育再生会議」の委員も務める、立命館小学校副校長・立命館大学教授の陰山英男先生によるもの。

子どもの生活に必要なのは、健全な発育を促すためのよい睡眠と、一日を健やかに始めるエネルギー。そう、「生きる力」のある子どもの活力の鍵は、「朝」にあるのです。

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