サンフランシスコの市内交通
サンフランシスコと言えばケーブルカー
サンフランシスコの交通手段は、バス、地下鉄、ケーブルカーとなんでもあり。一般の人が通勤通学の足に普通に使っていますし、サンフランシスコを訪れる旅行者もほとんどの人がこういった公共交通機関を利用します。料金も安く、運行間隔も短いので、うまく利用して効率よくサンフランシスコをまわってください!
ミュニ(MUNI)
いつも長いラインができているパウエル-ハイド線の乗り場
「ミュニ」とは、サンフランシスコ市営鉄道(San Francisco Municipal Railway)のこと。市内を動きまわるにはこれが一番! ミュニメトロと呼ばれる路面電車と、ミュニバス、そしてサンフランシスコの代名詞とも言えるケーブルカーがこの「ミュニ」に含まれます。
ミュニバスとメトロの運賃は1回2.25ドル。90分以内なら乗り換えチケットを見せれば無料で乗り換えができます。乗り換えは、ミュニバスとミュニメトロ間でもできますが、ケーブルカーには利用不可。チケットは、車内または市内の駅などに設置された自動販売機で購入が可能です。
ミュニ・メトロ
ミュニのパウエル×マーケット駅
街中を走る路面電車ですが、一部の路線は地下にもぐって地下鉄となっています。路線は、7つ。フィッシャーマンズワーフ-カストロ間を走るFライン、エンバルカデロ-バルボアパーク間を走るJ、 K/T、Mライン、エンバルカデロ-サンディエゴ動物園を結ぶLライン、オーシャンビーチ-キング×フォースストリート間を結ぶNラインそして、エンバルカデロ-カストロ間を結ぶSライン。ここでは、旅行者に利用頻度が高いものをいくつかピックアップします。
■Fライン
Fラインは、レトロ車両を使った観光路線
他の街で使われていたレトロな車両を使っている観光路線。フィッシャーマンズワーフからユニオンスクエアなどの市街地を抜け、カストロまで運行されています。サンフランシスコダウンタウンの中心を通るマーケットストリートを走るため、たくさんの観光スポットがこの路線周辺に点在しています。とりあえず、Fラインに乗って一通り見てまわり、気に入った場所で降りてみるなんて言う観光もいいかもしれません。
■J、 K/T、Mライン
エンバルカデロ駅近くにはこんなものが……
これらはすべて、海沿いのエンバルカデロとダウンタウンの南側のバルボアパークを結んでいます。エンバルカデロからユニオンスクエアなどの中心地を通り、ダウンタウンを抜けたバンネスストリートから、それぞれ別方向に走りバルボアパークに到着します。Kラインは、バルボアパークからダウンタウンに入り、途中でTラインに変わります。そして、Tラインはそのままエンバルカデロステーションを抜け、南のサンディーデールまで向かいます。
■Lライン
Lラインは、ユニオンスクエアからサンディエゴ動物園まで乗り換えなしで行くことのできる唯一の交通手段です。