赤ちゃんのあごの動きが発達には重要
テテオ哺乳びんが目指しているのは、本物のおっぱいを飲んでいる時の赤ちゃんのお口の動き。おっぱいを飲んでいる赤ちゃんをよく見ると、吸うたびに下あごを激しく動かし、あごの付け根の関節である顎関節を大きく開いて吸い付いています。この激しい動きが赤ちゃんのお口やあごのを含めた様々な筋肉を発達させるのです。ところが、これまでの哺乳びんでは、赤ちゃんは口先だけで吸い付いていたため、お口の周りとあごの筋肉を動かすことが、おっぱいに吸い付いている赤ちゃんに比べるとかなり少なかったのです。おっぱいに吸い付いている感覚に哺乳びんが近づけば、哺乳びんで育ったためにあごや口が発達しないまま成長するという心配が少なくなるでしょう。また、哺乳びんからおっぱいへ戻る時に赤ちゃんが混乱しにくくなります。テテオ哺乳びんは、赤ちゃんがおっぱいを吸っている時の口の中の動き・口の周りの動き・あごの動きを研究し、できる限り本物のおっぱいに近づけています。一番の理想は、やはりおかあさんのおっぱい。最初は粉ミルクでも、やがて母乳の出が順調になればスムーズに完全母乳に移ることができるでしょう。
この画像は、看護学校の聖マリア学院大学で乳児の吸啜メカニズムに関する研究を行っている、母性看護学・助産学教授 松原まなみ氏の研究から抜粋したものです。上の画像はおっぱいを飲んでいる時の赤ちゃんのお口の周りの動き。下の画像はテテオ乳首を使った時の赤ちゃんのお口の周りの動きです。実際におっぱいを飲んでいる時の動きにはかないませんが、従来の人口乳首を使用した時に比べると、テテオ乳首では赤ちゃんがおっぱいを吸っている時の動きにかなり近づいていると言えます。
おっぱいを吸っている時の赤ちゃんのお口の周りの動き。線の上下が激しいほど、お口の周りの動きも激しい。赤ちゃんは、耳の付け根にあるあごの関節を大きく開いて激しく動かしていることがわかる 【画像提供 コンビ】 |
テテオ乳首を吸っている時の赤ちゃんのお口の周りの動き。上の画像に比べるとやや動きが少ないが近い波形になっている。従来の哺乳びんの乳首では、この波形がほとんど無く、赤ちゃんのあごがあまり動かないものもある 【画像提供 コンビ】 |